不用品の処分。フリマアプリと実店舗の使い分けのコツ
新生活を機に不用品を処分したいという人も多いこの時期。少しでも高く売るには、フリマアプリとリサイクルショップでは、どちらがおトクなのでしょうか。消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに聞きました。
不用品を売りたい…このままお店にもっていくべき?
<不用品を売るのに最適な場所>
フリマアプリ:ファストファッション、日用品、雑貨など。使いかけコスメもOK
大型リサイクルショップ:ブランド品、高級品
地元のリサイクルショップ:値段がつかないようなものをまとめて引き取ってもらう場合
●相場より高く売れるチャンスがあるのはフリマアプリに軍配!
フリマアプリでは売り値を自分で決められますが、リサイクルショップは店側が決めます。ここが、両者の根本的な違いです。
売りたい価格を自分で決めるフリマアプリでは、相場より高くつけても、買いたい人がいれば売れるので、思わぬ儲けがあることも。一方、リサイクルショップ、とくにチェーン展開している大型店の場合、ものの価値を使用年数、保存状態、市場での人気度など総合的に判断して、目利きのプロが査定します。店側に儲けを出す妥当な金額でしか買い取りません。適正価格よりも高く買い取って、売り手が儲かり、店が損するような値段をつけることは、まずありません。となると、高値で売れるチャンスがあるのは、フリマアプリということに。
フリマアプリにしろ、リサイクルショップにしろ、高く売れるのは季節を先取りしたもの。洋服なら冬の終わり前に春物を、クリスマスグッズは遅くとも12月初旬までに売りに出しましょう。また、どこに売りに出すかによって、売りやすいものに違いがあるので、上の表を参考にしてください。
ただ、外出自粛の今、店舗に出向くよりもフリマアプリのほうが家にいながらでも実践できるので、そのあたりも便利。ぜひ、フリマアプリに挑戦してみてはいかがでしょうか?
<イラスト/あべさん 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【松崎のり子さん】
消費経済ジャーナリスト。生活情報誌の編集者として20年以上にわたってマネー記事を担当し、「貯まる人」と「貯まらない人」のヒミツを分析。著書に『3足1000円の靴下を買う人は一生お金がたまらない
』(講談社刊)など
不用品を売るならフリマアプリ?リサイクルショップ?
不用品を売りたい…このままお店にもっていくべき?
<不用品を売るのに最適な場所>
フリマアプリ:ファストファッション、日用品、雑貨など。使いかけコスメもOK
地元のリサイクルショップ:値段がつかないようなものをまとめて引き取ってもらう場合
●相場より高く売れるチャンスがあるのはフリマアプリに軍配!
フリマアプリでは売り値を自分で決められますが、リサイクルショップは店側が決めます。ここが、両者の根本的な違いです。
売りたい価格を自分で決めるフリマアプリでは、相場より高くつけても、買いたい人がいれば売れるので、思わぬ儲けがあることも。一方、リサイクルショップ、とくにチェーン展開している大型店の場合、ものの価値を使用年数、保存状態、市場での人気度など総合的に判断して、目利きのプロが査定します。店側に儲けを出す妥当な金額でしか買い取りません。適正価格よりも高く買い取って、売り手が儲かり、店が損するような値段をつけることは、まずありません。となると、高値で売れるチャンスがあるのは、フリマアプリということに。
フリマアプリにしろ、リサイクルショップにしろ、高く売れるのは季節を先取りしたもの。洋服なら冬の終わり前に春物を、クリスマスグッズは遅くとも12月初旬までに売りに出しましょう。また、どこに売りに出すかによって、売りやすいものに違いがあるので、上の表を参考にしてください。
ただ、外出自粛の今、店舗に出向くよりもフリマアプリのほうが家にいながらでも実践できるので、そのあたりも便利。ぜひ、フリマアプリに挑戦してみてはいかがでしょうか?
<イラスト/あべさん 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【松崎のり子さん】
消費経済ジャーナリスト。生活情報誌の編集者として20年以上にわたってマネー記事を担当し、「貯まる人」と「貯まらない人」のヒミツを分析。著書に『3足1000円の靴下を買う人は一生お金がたまらない
』(講談社刊)など