主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。

不安な時期だからこそ、ネットから届く情報に気をつけて



家にこもる時間が長くなりますと、スマホやパソコンを触る時間が長くなりませんか?
気をつけていただきたいのが、さらに不安をあおる怪しいメールです。

3月末から4月の頭にかけて、私のところに2つ、怪しいメールが届きました。


※写真はイメージです(以下同)

ひとつはLINEで、「(私の)アカウントに異常ログインされた」という内容。

でも不思議なのは、送り先の住所も電話番号もなく、最後は

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LINE

LINE Corporation

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と書かれていました。

どうやら不安をあおってリンクを踏ませるフィッシング詐欺のようです。

2つ目はあるカード会社を名乗るもの。


「クレジットカード口座が第三者によって使用されている。口座は、資金の安全のために凍結されたため、IDとパスワードを再登録して制限を解除するように」と指示するメールです。

こちらも、IDとパスワードを入力させて不正利用するための詐欺メールのようです。

どちらも家用のパソコンに届いたので、明らかにおかしいと気がつけたのかもしれません。

「あれ? どういうこと?」と不安を感じたら、すぐに判断せず、家族や身近な人に訊いてみましょう。また、ネットで検索してみると、似たような怪しいメールがあると教えてくれる場合もあります。

私に届いたクレジット会社からのメールは、タイトルが「○○NEWS」だったのが、さらにおかしい点。多くの方に配信される「NEWS」という体裁で不正使用を連絡したりはしないですよね。

じつはわが家、以前、カードが不正使用された経験があります。
私たちが気がつく前にカード会社が先に察知し、こちらの依頼がなくても止めてくださいました。つまり、急に使えなくなって気がついたのです。

実際体験してみますと、メールで単純に簡単に、カードの不正使用の連絡なんて、ありえないな…と感じます。
たとえ家族カードであっても、本人でなければ細かい情報は知らせないですし、どれが不正使用なのか、明細を一つずつ確認をしてくださいます。

ちなみにそのときは、わが家には小さい子がいないのにオモチャ屋さんでの買い物があったり、海外に行っていない時期に、海外のカフェからアクセスがあったようです。

怖いわ〜。

焦りは禁物。まずは、すぐに行動しないこと、家族間での連絡が必要ですね。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「“いま”と“みらい”のへや
」にて最新情報を更新中