保存がきいてとても便利なサバ缶。すっかり人気も定着し、常備しているという方も多いのでは? 今回はサバ缶をそぼろに仕立てた「サバそぼろ」を共働き料理家のぐっち夫婦に教えてもらいました。テレワークでのおうちランチや、お弁当にもぴったり。これならお魚嫌いのお子さんもパクパク食べられますよ。


サバ缶をそぼろに仕立てた「サバそぼろ」。ごはんに乗せると最高

缶を開けて、炒めるだけ!便利すぎる「サバ缶」がそぼろに変身



水煮やみそ煮のサバ缶は便利でおいしく、私たちもツナ缶・トマト缶に並び頻繁に使っています。サバ缶の使い方はたくさんありますが、今回はお弁当にも活躍する「そぼろ」をご紹介します!

テレワークで自宅で働く方も多いかと思いますので、たくさんつくって冷蔵庫に保存しておくのもおすすめですよ。みそやショウガの風味でサバの臭みが気にならないので、お魚嫌いのお子さんの救世主になるかも!? ぜひつくってみてくださいね!


●「サバゴマそぼろとふんわりたまごののっけごはん」







【材料(2人分)】

・サバ缶(水煮) 1缶

・シイタケ 1個

・ピーマン 1個

・卵 1個

・すりおろしショウガ 小さじ1

・あたたかいごはん 2膳分

・白いりゴマ 小さじ2

・マヨネーズ 大さじ1

・塩・コショウ 各少々

・ゴマ油 小さじ2

・A[みそ大さじ1/2 しょうゆ大さじ1 みりん大さじ1 酒大さじ1]

【つくり方】





(1) シイタケ、ピーマンは1cm角に切る。Aは合わせておく。





(2) 卵はボウルに割り入れ、マヨネーズ、塩・コショウと合わせて溶く。





(3) フライパンにゴマ油小さじ1をひいて熱し、(2)の卵液を入れる。固まってきたら菜箸で10回ほどかき混ぜ、ボウルに戻しておく。





(4) フライパンをさっとふき、ゴマ油小さじ1、シイタケを入れて炒め、サバ缶、すりおろしショウガを加えて木べらなどでよくほぐす。





(5) 合わせておいたA、ピーマンを加えて、水気を飛ばす。白いりゴマを入れて炒め合わせる。





(6) 器にごはんを盛り、サバゴマそぼろ、(3)の卵をのせ、お好みでゴマ(分量外)をかける。



[1人前 802kcal]




出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年

【栄養士コメント】
栄養価の高いさば缶は、骨を強くし、認知症の予防にも効果的。
保存食としてはもったいないほど。さまざまな調理法で積極的に取り入れたいですね。

●教えてくれた人
【ぐっち夫婦】


TATSUYA、SHINOからなる夫婦料理家ユニット。共働き夫婦で料理家、SHINOは栄養士の資格ももつ。インスタグラム(@gucchi_fuufu)
やホームページ「ぐっち夫婦の今日なにたべよう?」
で日々の料理が楽しくおいしくなるアイデアを発信している。著書に『夜食以上、夕食未満。野菜多めで罪悪感なし 遅く帰った日の晩ごはん』
がある。