SHOCK EYEさんの運気の上がる暮らし。ものは極力少なく
人気占い師・ゲッターズ飯田さんに「いままで占ってきた中で1、2位を争う運の強さ」と言わしめた湘南乃風・SHOCK EYEさん。「歩くパワースポット」と言われ、「SHOCK EYEを待ち受けにするといいことがある」と全国でSHOCK EYEさんをスマートフォンの待ち受け画面にする人が続出しました。
新刊『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
』(講談社刊)を出したばかりのSHOCK EYEさんに、運気の上がる暮らしまわりについてのお話を伺います。
SHOCK EYEさん
●家のなかには、愛着のあるものだけを置く
――運気が上がる日々の習慣を大事にされているというSHOCK EYEさんですが、おうちのなかで運気をよくするためにやっていることがあったら教えてください。
値段に関係なく、自分の好きなもの、愛着のあるものに囲まれて生活すべきだな、と思います。で、自分にとって不必要だな、と感じるものは思いきって手放すようにしていますね。
それに加えて、やっぱりものが多すぎるのはよくないかなって思っています。ものが多いのは欲の現れでもあって、捨てられないというのはつまり「捨てたら損な気がする」からなんですよね。「もったいない、いつか使うかも」って欲張りな気持ちなんですよ。だから極力、家のものは減らしてすっきり暮らすのがいいと思っています。
それと、ものにホコリがかぶっている状態もよくない。僕は歌詞を書くんですが、「ホコリをかぶる」って「大切にしていない」で使ったりしますから。
――不必要なものを手放して、愛着があるものに囲まれた中で暮らしていると、自分の心も変わってくる、ということでしょうか。
そうですね。やっぱり心が整うんですよ。人って、目の前にあるものの情報はすべて脳が捉えているそうなんです。それを記憶として引き出せないだけで。意識しようとしているものだけを見ているけど、脳はそれ以外のものもしっかり見ているので、まわりがごちゃごちゃしているだけで無意識に情報が増えちゃって脳がパンクするんです。
たとえば、子どもが勉強するとしたら、机の本棚にゲームの攻略本を参考書の間に入れるだけで集中できなくなるらしいですよ(笑)。
それとは逆に、神社に行ったり景色を見たりすると、不思議と心が落ち着きまますよね。それって本当に情報が少ないからなんですよね。
今、情報量が多い世の中で生きているから、減らしていくことは難しいけれど、自分の持っている空間で、ものが少ない空間をひとつでもいいからつくってみることをおすすめしています。部屋の片隅でもいい。心を落ち着かせたり、考え事をする時間ってすごく大事ですから。
●パンパンになった財布は欲の塊
――家庭の家計を担っている奥様が多いと思うのですが、お金も扱い方によっては運気も逃げてしまうと言われますよね。どのようにお金を味方にされているのでしょうか?
金運がどうとかしていることはないけど、「1円を笑うものは1円に泣く」という言葉があるように、やっぱりお金は大切にしておくことがいちばんですね。使い方もそうだし、どういうふうに自分の手元に置いているかもそう。意識しすぎない程度に、お金をありがたく思っているのかということが大事ですね。
そういう、ものに対するありがたさをちゃんと分かっている人は世の中でも仕事で成功されていたりとか、欲している以上のお金を手にしているのかもしれない。突然、お金が降ってくる、なんていうことはないし、万が一降ってきたとしてもそれで身を滅ぼす人もいますから。そうじゃなくて日々のお金に対する扱い方とか、無駄に使わないことを大切にしています。
たとえば、お財布はくたびれたりさせず、レシートも整理するし、お財布の向きもそろえたり小銭もあんまり溜まりすぎないように意識していますね。ポイントカードもやみくもにつくらないですね。パンパンになったお財布って、欲の塊になっていく気がするんです。
財布を整えていくことで、自分の身の丈に合ったお金に恵まれていくような気がします。結果を保障するものではないけど、お金ともう少し気持ちよくつき合っていけるんじゃないかな、と思いますね。
●「たりない」よりも「持っているもの」の価値を再確認しよう
――家計を管理するという意味でも、日々の暮らし全般においてもやはりお金というのは大切な存在で、大切にしなければいけないと認識させられますね。
すごく大事ですね。お金を大事に扱って、向き合って、使うべきときに使う。「これは無駄だな、必要ないな」と自分でしっかり削っていくことも大切ですね。
たとえば、高級車が欲しいとしても、本当に今の生活にそれが必要なのか、どうして欲しいのか、本当に欲しいものなのか、欲しいのはもしかしたら、だれかの価値観に引っ張られているのかもしれない。お金を大切にしているからこそ向き合っていきたいですね。
――それこそ情報化社会ですから、他人の生活を見て、「ああなりたい」「これが欲しい」という価値観に引っ張られやすいです。
たしかにいろんなうらやましそうな情報がSNSでバンバン入ってくるとそう感じてしまいます。でも、全部が欲しいってなってしまったら、すべてがたりなくなってしまいます。なにかを手に入れてもまだたりない、欲しい…。でもこういう感情って際限がない。つねに満たされることなく、「自分はたりないんだ」ということばかり考えてしまう。
でも、だからこそミニマム化していくのって大事だと思います。「たりない」を考えるより、自分が今持っているもの、持たされているもののありがたさを知ったほうがいいんじゃないかな、と思います。
そのためには、常にポジティブでいられるように日々過ごすことですね。僕ももともとは、自己肯定感が低くて、今でも疑ってしまうことはあります。でもだからって自分をいつも卑下するんじゃなくて、ポジティブに慣れるってことも大事。だから、自己肯定感の高い人たちと一緒にいてみたりマネしてみるのもいいですね。
僕もこうして音楽を仕事にできているのも、やっぱりそういう人たちに引っ張ってきてもらえたから。どんな生き方も幸せの形は人それぞれ。どんな道を選んでも、自分が自分を「正解」と思える心でいられる習慣をつくっていけたらと思います。
関連記事:SHOCK EYEさんが語る「待ち受けにするよりも大切なこと」
<撮影/八杉和興 取材・文/ふくだりょうこ>
【SHOCK EYEさん】
1976年生まれ、神奈川県出身。2003年、湘南乃風のメンバーとして、アルバム『湘南乃風 〜REAL RIDERS〜』でデビュー。新刊『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
』(講談社刊)が発売中。オンラインコミュニティ『SHOCK EYEのわくわく相談室
』がスタート。恋愛、仕事、健康、お金…さまざまな悩みをもつ老若男女のみなさんに、SHOCK EYEさんがガチンコで向き合います。(https://shockeye.jp/
)
新刊『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
』(講談社刊)を出したばかりのSHOCK EYEさんに、運気の上がる暮らしまわりについてのお話を伺います。
SHOCK EYEさん
SHOCK EYEさんが考える、「運気が上がる暮らし方」とは?
●家のなかには、愛着のあるものだけを置く
――運気が上がる日々の習慣を大事にされているというSHOCK EYEさんですが、おうちのなかで運気をよくするためにやっていることがあったら教えてください。
値段に関係なく、自分の好きなもの、愛着のあるものに囲まれて生活すべきだな、と思います。で、自分にとって不必要だな、と感じるものは思いきって手放すようにしていますね。
それに加えて、やっぱりものが多すぎるのはよくないかなって思っています。ものが多いのは欲の現れでもあって、捨てられないというのはつまり「捨てたら損な気がする」からなんですよね。「もったいない、いつか使うかも」って欲張りな気持ちなんですよ。だから極力、家のものは減らしてすっきり暮らすのがいいと思っています。
それと、ものにホコリがかぶっている状態もよくない。僕は歌詞を書くんですが、「ホコリをかぶる」って「大切にしていない」で使ったりしますから。
――不必要なものを手放して、愛着があるものに囲まれた中で暮らしていると、自分の心も変わってくる、ということでしょうか。
そうですね。やっぱり心が整うんですよ。人って、目の前にあるものの情報はすべて脳が捉えているそうなんです。それを記憶として引き出せないだけで。意識しようとしているものだけを見ているけど、脳はそれ以外のものもしっかり見ているので、まわりがごちゃごちゃしているだけで無意識に情報が増えちゃって脳がパンクするんです。
たとえば、子どもが勉強するとしたら、机の本棚にゲームの攻略本を参考書の間に入れるだけで集中できなくなるらしいですよ(笑)。
それとは逆に、神社に行ったり景色を見たりすると、不思議と心が落ち着きまますよね。それって本当に情報が少ないからなんですよね。
今、情報量が多い世の中で生きているから、減らしていくことは難しいけれど、自分の持っている空間で、ものが少ない空間をひとつでもいいからつくってみることをおすすめしています。部屋の片隅でもいい。心を落ち着かせたり、考え事をする時間ってすごく大事ですから。
●パンパンになった財布は欲の塊
――家庭の家計を担っている奥様が多いと思うのですが、お金も扱い方によっては運気も逃げてしまうと言われますよね。どのようにお金を味方にされているのでしょうか?
金運がどうとかしていることはないけど、「1円を笑うものは1円に泣く」という言葉があるように、やっぱりお金は大切にしておくことがいちばんですね。使い方もそうだし、どういうふうに自分の手元に置いているかもそう。意識しすぎない程度に、お金をありがたく思っているのかということが大事ですね。
そういう、ものに対するありがたさをちゃんと分かっている人は世の中でも仕事で成功されていたりとか、欲している以上のお金を手にしているのかもしれない。突然、お金が降ってくる、なんていうことはないし、万が一降ってきたとしてもそれで身を滅ぼす人もいますから。そうじゃなくて日々のお金に対する扱い方とか、無駄に使わないことを大切にしています。
たとえば、お財布はくたびれたりさせず、レシートも整理するし、お財布の向きもそろえたり小銭もあんまり溜まりすぎないように意識していますね。ポイントカードもやみくもにつくらないですね。パンパンになったお財布って、欲の塊になっていく気がするんです。
財布を整えていくことで、自分の身の丈に合ったお金に恵まれていくような気がします。結果を保障するものではないけど、お金ともう少し気持ちよくつき合っていけるんじゃないかな、と思いますね。
●「たりない」よりも「持っているもの」の価値を再確認しよう
――家計を管理するという意味でも、日々の暮らし全般においてもやはりお金というのは大切な存在で、大切にしなければいけないと認識させられますね。
すごく大事ですね。お金を大事に扱って、向き合って、使うべきときに使う。「これは無駄だな、必要ないな」と自分でしっかり削っていくことも大切ですね。
たとえば、高級車が欲しいとしても、本当に今の生活にそれが必要なのか、どうして欲しいのか、本当に欲しいものなのか、欲しいのはもしかしたら、だれかの価値観に引っ張られているのかもしれない。お金を大切にしているからこそ向き合っていきたいですね。
――それこそ情報化社会ですから、他人の生活を見て、「ああなりたい」「これが欲しい」という価値観に引っ張られやすいです。
たしかにいろんなうらやましそうな情報がSNSでバンバン入ってくるとそう感じてしまいます。でも、全部が欲しいってなってしまったら、すべてがたりなくなってしまいます。なにかを手に入れてもまだたりない、欲しい…。でもこういう感情って際限がない。つねに満たされることなく、「自分はたりないんだ」ということばかり考えてしまう。
でも、だからこそミニマム化していくのって大事だと思います。「たりない」を考えるより、自分が今持っているもの、持たされているもののありがたさを知ったほうがいいんじゃないかな、と思います。
そのためには、常にポジティブでいられるように日々過ごすことですね。僕ももともとは、自己肯定感が低くて、今でも疑ってしまうことはあります。でもだからって自分をいつも卑下するんじゃなくて、ポジティブに慣れるってことも大事。だから、自己肯定感の高い人たちと一緒にいてみたりマネしてみるのもいいですね。
僕もこうして音楽を仕事にできているのも、やっぱりそういう人たちに引っ張ってきてもらえたから。どんな生き方も幸せの形は人それぞれ。どんな道を選んでも、自分が自分を「正解」と思える心でいられる習慣をつくっていけたらと思います。
関連記事:SHOCK EYEさんが語る「待ち受けにするよりも大切なこと」
<撮影/八杉和興 取材・文/ふくだりょうこ>
【SHOCK EYEさん】
1976年生まれ、神奈川県出身。2003年、湘南乃風のメンバーとして、アルバム『湘南乃風 〜REAL RIDERS〜』でデビュー。新刊『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
』(講談社刊)が発売中。オンラインコミュニティ『SHOCK EYEのわくわく相談室
』がスタート。恋愛、仕事、健康、お金…さまざまな悩みをもつ老若男女のみなさんに、SHOCK EYEさんがガチンコで向き合います。(https://shockeye.jp/
)