実写『ふりふら』浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が“動き出す”ポスターが完成
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』邦画業界初の“動き出すポスター”が完成・お披露目となった。
この“動き出すポスター”は、屋外、電車内の広告が急激に動画へとシフトしている昨今、「映像が一番の武器である映画は、何故いつまで静止画のポスターなのか」という疑問点から企画がスタート。全国の映画館においてもデジタルサイネージは多数導入されているが、ポスターをデータ出力したり、横型の映像を縦型に変換して流すなどが主流であり、未だにその媒体を活用しきれていないのが現状だ。
2020年以降、今後さらに増えるであろうこのデジタル媒体に合わせて、ポスター=静止画という概念を覆す新しい映像広告物として“動き出すポスター”を発案・完成させた。制作過程においては、三木孝浩監督が自らのディレクションのもと、ポスターやスマホの画角に合わせて縦型で新規撮影。監督自身も、撮影時から縦型で撮影するのは初めての試みであり、「思春期のキャラクター達の、一か所に留まらずたゆたうように動き続ける想いを描いた本作の空気感を、静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました。」とコメント。
出来上がったポスターは、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が床に寝そべって空を見上げている所から、「青春が、動き出す」というコピーとともに4人が動き出し、それぞれ1人ずつの表情をとらえた後、「恋、それぞれの結末へ」というコピーに転換し、全員揃った4分割の構図に切り替わる。恋愛、葛藤、成長の躍動感がテーマである本作であるからこそ、彼らの動き出す青春をこの“動き出すポスター”で最大限表現している。
今回解禁された30秒のタイプのほかに、朱里(浜辺)、由奈(福本)、理央(北村)、和臣(赤楚)それぞれのキャラクター編も制作しており、新宿ピカデリー(12月13日から1月9日の期間で先行上映)、OSシネマズ神戸ハーバーランド(12月13日から)をはじめ、各地の映画館でも順次展開予定。
解禁に先がけ、Wヒロインを演じる浜辺と福本が新宿ピカデリーを実際に訪れ、サイネージに流れている様子をチェックしてきた。2人は「すごい動いている!懐かしい!いいですね!」と興奮した様子で、フロア一体で掲出されている“動き出すポスター”を見つめていた。
浜辺美波 コメント
“動き出すポスター”を作りますと聞いても、撮影時はどんな風になるのか正直想像がつかなかったので、今日完成したものを見て、やっと分かりました。一見綺麗なポスターのようだけど、表情やシーンが映像として移り変わっていくのが見ていてすごく楽しくて面白いです。
福本莉子 コメント
30秒の短い映像を作り上げるために、何度も何度もアングルを変えながら何時間も撮影していたので大変でしたが、今日劇場で流れているものを実際に見られて嬉しかったです。
三木監督がすごく素敵に撮ってくださったので、ループされるのが心地よく、ずっと見ていられますね。
三木孝浩監督 コメント
思春期のキャラクター達の想いは一所に留まることなく常にたゆたうように動き続ける。
そんな本作の空気感を静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました。
四者四様の想いの矢印のすれ違いにドキドキしつつ、本編に期待していただけたら嬉しいです!
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)より全国公開
(C)2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 咲坂伊緒/集英社
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