『パラサイト 半地下の家族』外国語映画にしてGG賞3部門ノミネートの快挙
第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞、ポン・ジュノ監督の新作『パラサイト 半地下の家族』が、第77回ゴールデン・グローブ賞にて外国語映画にして3部門ノミネートの快挙を達成した。
全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことから“高台の豪邸”で暮らすIT企業の社長・パク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くことになる。思いがけず、高給の就職先を見つけた兄に続き、妹ギジョンも足を踏み入れるが…。相反する2つの家族の出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと加速していく。
貧富格差、学歴社会、雇用問題など、いま世界が直面している問題への痛烈な批判を内包しつつも、映画すべての要素を完璧に融合させた、超一級のエンター テインメントに高評価が集まり、ゴールデン・グローブ賞では外国語映画が作品賞の対象とならない中、『パラサイト 半地下の家族』は監督賞(ポン・ジュノ)、脚本賞(ポン・ジュノ)、外国語映画賞の3部門でのノミネートを果たした。
これは『グリーン・デスティニー』『ROMA/ローマ』に並ぶ、外国語映画として史上最多ノミネートの快挙となる。第77回ゴールデン・グローブ賞の受賞発表は、LA時間1月5日(日本時間6日)となる。
映画『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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