ラグビー日本代表の稲垣啓太、流大、福岡堅樹(左から)【写真:Getty Images】

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元アイルランド代表オドリスコル氏がベスト15を選出

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日に横浜で行われる南アフリカとイングランドとの決勝戦で閉幕を迎える中、アイルランドのレジェンドが自身の選出した大会ベストフィフティーンを公開。数々のスーパースターの中から、準々決勝で敗退した日本からPR稲垣啓太、SH流大、WTB福岡堅樹の3選手が堂々の選出を果たしている。

 数々の熱戦が続くW杯はついにクライマックスを迎えようとしている。そんな中、テストマッチ通算141キャップを誇り、ワールドラグビー殿堂入りを果たしている元アイルランド代表で、英テレビ局「BTスポーツ」の解説者を務めるブライアン・オドリスコル氏が自身のツイッターを更新。「ランドローバーラグビーから今大会のベストチーム選出を頼まれていたので、妥当かな?」というメッセージとともに手書きのメモを公開した。

 ラグビーW杯のワールドワイドスポンサー契約を結ぶランドローバー社のアンバサダーも務めるオドリスコル氏は依頼通りというベスト15を発表した。

 錚々たるスターの中で、日本代表の躍進に貢献した稲垣、流、福岡の3人を選出している。

 すでに引退している元ウェールズ代表のマイク・フィリップスがツイッターでこの選考に「9番は自分にすべき。それにしても偉大なチームだ」とジョークを交えて称賛するなど、ラグビー界のレジェンドの選考にはSNS上で様々な声が挙がる中、他の日本人選手の選出を求める声も海外ファンから上がっていた。

海外ファンからは松島を推す声続出

「マツシマ、もう一人の日本のウインガー」
「ヒメノは選出されるべきだ。日本にとっては紛うことなきビースト」
「日本のフッカーは自分のチームに入る。彼は凄かった」
「ホリエはとても優秀だった。イエス」
「フクオカよりもマツシマ」
「マツシマはフクオカよりも先に選ばれるべきだ」

 躍動感溢れる攻撃ラグビーで世界から称賛を浴びた日本代表の他のメンバーを大会最強チームの一員として評価する声も上がっており、惜しくも8強で散ったチームも国際的な評価を高めていた。

【オドリスコル氏発表の大会ベスト15は以下の通り】

1.稲垣啓太
2.ケン・オーウェンズ(ウェールズ)
3.カイル・シンクラー(イングランド)
4.アルンウィン・ジョーンズ(ウェールズ)
5.マロ・イトジェ(イングランド)
6.アーロン・ウェーンライト(ウェールズ)
7.サム・アンダーヒル(イングランド)
8.ドゥエイン・フェルミューレン(南アフリカ)
9.流大(日本)
10.ジョージ・フォード(イングランド)
11.セミ・ラドラドラ(フィジー)
12.ダミアン・デアレンデ(南アフリカ)
13.マヌ・ツイランギ(イングランド)
14.福岡堅樹(日本)
15.ボーデン・バレット(ニュージーランド)(THE ANSWER編集部)