6月の代表シリーズでは、残念ながら出番なしに終わった香川。いよいよ新天地が決まる頃合いか──。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表MF香川真司が、訪問先であるフィリピンでスーパーアスリートとの邂逅を果たした。
 
 キリンチャレンジカップの2連戦を終えた香川は、そのままオフに突入。自身が参加しているチャリティー活動「コモンゴール」の一環でフィリピンを訪れた。インスタグラムでは現地の子どもたちと交流する様子が紹介され、地元メディアも「日本のサッカースターがやって来た!」と大々的に報じるなど、話題を振りまいている。
 
 そんななか、香川はインスタグラム「ストーリー」で謎のアクションを披露する。いきなり切れのある動きでシャドーボクシングに挑戦。ファンにしてみれば「???」の状況だったが、その数時間後にすべてが判明するのだ。香川がにっこり笑顔で2ショットに収まった相手は──。フィリピンの国民的英雄、マニー・パッキャオだった。
 
 パッキャオは、まさに不世出の伝説的ボクサーだ。6階級を制覇したチャンピオンであり、40歳となった現在もWBAウェルター級の王者である。最近は政界に進出し、さらにはバスケットボールの現役選手としてもプレーするなど活躍の場を広げ、国民の多くが「いつかは大統領に!」と待望する超人気者だ。

 
 土曜日にパッキャオは自身のボクシングジムで公開スパーリングに臨んだ。香川はそこに足を運んだようで、2ショット写真とともに「マニー・パッキャオと。僕を迎え入れてくれてありがとう、チャンプ」と感謝のメッセージを添えている。
 
 この投稿を見たファンはまさかの展開に、興奮を隠せない様子。「鼻血もんです」「かっこよすぎます」「素敵なお写真ありがとうございます」「凄いツーショットですね」「フィリピンの英雄と日本の至宝!」などなど、さまざまな反響が寄せられている。
 
 最強ボクサーとのひとときを経て、特大の刺激を受けただろうプレーメーカー。はたして気になる新天地はどこになるのか。その動向がますます注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部