誕生当時のゴマフアザラシの赤ちゃん

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山形県鶴岡市の加茂水族館でゴマフアザラシの赤ちゃんが死亡する事故があったことが16日、わかった。

加茂水族館によると15日14時頃、展示プール内の排水口に吸い込まれた状態のゴマフアザラシの赤ちゃんを発見。プールから引き上げたときには、すでに死亡していたという。プールの排水口の蓋は固定されておらず、何らかの理由で外れてしまったことで、泳いでいる時に吸い込まれてしまったとしている。ゴマフアザラシの赤ちゃんは、母マルコと父コロの間に3月26日に誕生したばかりだった。

加茂水族館は、「このような事故で命を亡くしてしまったこと、大変申し訳ありません。深くお詫び申し上げます」と謝罪。管理を徹底して再発防止に努めるとしている。館内には、16日から1週間ほど献花台が設けられる。