『キングダム』“河了貂”役の橋本環奈、長澤まさみお墨付きの再現度に自信「“ちょこちょこ”としています」
映画『キングダム』製作報告会見が9日、都内・帝国ホテルにて行われ、キャストの山粼賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、郄嶋政宏、要潤、大沢たかお、監督の佐藤信介が出席した。
山粼演じる信、吉沢演じる嬴政と行動をともにする河了貂(かりょうてん)に扮する橋本。かねてより原作のファンだったことを明かし、「実写化の話を聞いて、素直に実写化は難しいのではないかと思いました」とコメント。
中国・日本での大規模ロケに「すごく過酷でした。寒かったり暑かったり、みんなが体調を崩さずやり遂げられたのは本当によかったなと思います」と振り返り、河了貂という役どころに「マスコット的なコロンとしたキャラクター要素があります。衣装も、意外に重たい蓑(みの)を背負って、ちょこちょことしています(笑)出来上がりがすごく楽しみです!」と笑みをこぼした。
アクションシーンについては「あまりアクションはなく、ちょっと吹矢の練習をしたくらい。皆さんのアクションを見て、怯えているようなお芝居をしていました。女の子なんですが、ちょっと少年っぽく見せたり。男の子っぽさを出せるように頑張りました」と明かした。
長澤から「貂は橋本環奈ちゃんにしかできなかったんじゃないかなと思います!」とお墨付きをもらうと、橋本は「嬉しいです!」と笑みをこぼしていた。
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原秦久/集英社)。
2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は51巻まで刊行され、累計発行部数3600万部超(2018年10月現在)を記録。この大ヒット漫画を原作とする歴史エンターテインメント映画『キングダム』が始動する。
主人公・信(しん)には、映画・ドラマ・CMと話題作への出演が続き、日本を代表する役者となった山粼賢人。今作では、これまでに抱いていた山粼のイメージを覆すような“信”を作り上げている。
若き王・嬴政(えいせい)には、近年めざましい活躍を見せる吉沢亮。彼が纏う、その気品・威厳、風格は、動乱の世にありながら中華統一を目指す若き王そのもの。山の民の美しき王・楊端和(ようたんわ)に長澤まさみ、信・嬴政と行動をともにする河了貂(かりょうてん)に橋本環奈、秦の六大将軍・王騎(おうき)に大沢たかおが扮する。
その他、本郷奏多(役:成蟜)、満島真之介(役:壁)、郄嶋政宏(役:昌文君)、要潤(役:騰)らが共演。監督は、その映像で観るものすべてをスクリーンにクギづけにする佐藤信介。漫画原作ながら史実に基づいた中国春秋戦国時代の世界観を、登場人物の心情を、佐藤ならではの手腕で描く。
映画『キングダム』は2019年4月19日(金)より全国東宝系にて公開
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