「『家電は壊れたタイミングで買う』『欲しいと思ったときに買う』という人が多いですが、それでは損をすることも。使用年数や状況を見ながら、型落ちとなる旧モデルをシーズンオフに買うのがベスト。ピーク時の半額程度で購入できる場合も多いのです」
 
そう語るのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さん。柏木さんが、家電量販店の基本的な利用法を解説してくれた。
 
「年中、安売りセールをしているイメージのある家電量販店ですが、特に安くなるのは決算月です。ヤマダ電機、ケーズデンキなどは3月決算で、ビックカメラは8月と覚えておきましょう。この決算月の最終日曜日などは、かなりの値引きに応じてくれる可能性が高いです」
 
さらに安く買いたい人は、それぞれの商品の安い時期を、種類別にチェックすればいいという。
 
「基本的な考え方は、特別なこだわりがなければ、旧モデルを購入すること。ほとんどが新モデル発売後1カ月から値崩れを起こし、シーズンオフや、次のモデルが出る直前などが底値になることが多い。新モデル発売の時期などを覚えておき、計画的に家電を購入してほしいですね」