『レディ・プレイヤー1』S・スピルバーグ来日、「本編にはメカゴジラも登場するんだ!」
映画『レディ・プレイヤー1』ジャパンプレミアが18日、都内・歌舞伎町シネシティ広場にて行われ、監督のスティーブン・スピルバーグ、キャストのタイ・シェリダン、オリビア・クック、森崎ウィンが登壇した。
ステージの上には、本作にも登場する主人公:パーシヴァル(ウェイド)の愛車・デロリアンや、日本のキャラクターを代表する機動戦士ガンダムRX-78の巨大オブジェが飾られたほか、レッドカーペットは映画のタイトルにかけて「1」の形を模した形を成しているという粋な演出がなされ、東京のド真ん中にVR世界<オアシス>が出現した。
会場には『レディ・プレイヤー1』の豪華来日ゲストを待ちわびる500人のファンと、ムービー、スチール総勢150ものメディアが駆けつけた。本作にも登場するハローキティの出迎えを受け、本作の主演でウェイド/パーシヴァル役を演じたタイ・シェリダン、ヒロインのサマンサ/アルテミス役のオリビア・クック、スピルバーグ監督のハートを射止めた日本代表・期待の俳優・森崎ウィンが登場。本編でも描かれた主人公ウェイドたちの「仲間の絆」を感じさせるように、3人仲良く手をつなぎ登場し大歓声の中、互いに見合い微笑みながら日本のレッドカーペットを楽しんでいた。
キャストたちへの歓声が冷めやらぬ中、13年ぶりの来日となった映画界の巨匠:スティーブン・スピルバーグが登場。割れんばかりの「スピルバーグ!」コールに会場のボルテージは最高潮に。真っ先に向かうのは、この日を待ち望んでいたファンの元。目の前に次々と向けられるサイン色紙に手を伸ばし、ファン一人ひとりへ丁寧なサービスを欠かさなかった。
2005年『宇宙戦争』以来、13年ぶりの来日となるスティーブン・スピルバーグ監督は「皆さんコンバンハ!!『レディ・プレイヤー1』は僕にとってもとてもパーソナルな映画。だからこそ、(僕が)日本に来て皆さんに伝えたかったんだ」と日本好きとしても知られる監督ならではの、愛ある言葉に会場が沸く。
久しぶりに訪れた日本の印象について「13年ぶりだから、ずいぶん変わったこともあるけれど…一つだけ変わらないのは礼儀正しく、人に敬意を払うという日本人の姿勢かな?」と大好きなこの地を再び訪れたことに嬉々としているよう。
主演のタイ・シェリダンは「ここに立てていることが特別な気持ちです!」と初来日という記念に感慨深いものがある様子。また、ヒロインを演じたオリビア・クックも今回が初来日だそうで「ランチでは早速お寿司を食べたわ(笑)」と、既に日本を満喫していると明かしてくれた。
トシロウ/ダイトウ役を演じた森崎ウィンは「監督とお会いしたのは、2次オーディションのときでした。『ハイ、ウィン!』という温かい言葉から、今日までの日々が始まった。夢のようで、冷めてほしくない!」と、このジャパンプレミアの舞台に噛みしめる想いもひとしおだ。
ステージ上に飾られたガンダムやこの舞台に駆けつけたハローキティ、舞台後ろに構えるは巨大なゴジラ像。本編には日本のキャラクターが多数登場することも注目されているが、なんとスピルバーグ監督の口から衝撃の新事実が。「実は、本編にはメカゴジラも登場するんだ。オリジナルのものだけどね」と明かしてくれた。
スピルバーグ監督といえば、大の日本好きとしても知られているが「実は黒沢映画や三船敏郎の映画よりも、初めて観たのは子供の頃、映画『GOZILA』なんだ(笑)『ジュラシック・パーク』は、それの影響をすごい受けて作ったんだよ(笑)」と幼少期からの日本通エピソードも明かしてくれた。
最後に「VR 世界<オアシス>になぞらえて、なりたいものになれるなら…?」との問いに、「監督という職業はあまり自分が出演するということはないんだけど…(できるなら)この映画の中に出てくるハローキティの横に歩くようなカメオ出演ができたらいいな(笑)」と監督の小さな夢を語ってくれた。
映画『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国公開
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