北澤豪氏

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11日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、サッカー解説者の北澤豪氏が出演。日本サッカー協会が日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任したことに言及した。

ワールドカップを2カ月後に控えての解任劇は世界に衝撃を与えた。北澤氏は「お騒がせして、本当にすみません」と、協会理事として謝罪。そのうえで、大会まで時間がないとしながらも、「これをチャンスだと思っている選手はたくさんいる」とも述べた。

西野朗新監督については、日本代表の強化責任者として、「ハリルホジッチ監督と同じくらい日本代表の状況と選手たちのことをよく分かっている」とし、「選手をすぐに決定できる唯一の存在」と、ほかに候補はいなかったとの見解を示した。

新体制は本大会でどんなサッカーをするのか。北澤氏は時間がない中で「スピードをもってチームをつくらなければいけない」と指摘。そのためには「理解を深めるために意見交換を活性化させなければいけない」と述べた。

だが、北澤氏は最近の代表でリーダーシップをとれる選手が長谷部誠だけになっていたと指摘。「各所にリーダー的存在が必要」と、前線なら本田圭佑や岡崎慎司、守備陣では吉田麻也といった選手たちが重要ではないかと続けた。

さらに、北澤氏は「もしかしたら大ベテランの今野の復帰とかも考えられるかもしれない」とコメント。今野泰幸の代表復帰も可能性の一つとし、とにかく距離を縮めて一体感を高める必要があるとの考えを示した。