AFX通信によると、欧州委員会は鳥インフルエンザ対策で、今週25日までに生きた鳥類の輸入を禁止するか検討する。先日英国で、南米のスリナムから輸入されたオウムが鳥インフルエンザの疑いで死んでいたのが発見されため、同国政府が対応を呼び掛けていた。

　　欧州委員会では、こうした措置は現在の衛生管理外の闇市場の取引を助長する非生産的なものとして検討されていなかったが、24−25日にルクセンブルグで行われる欧州の農相理事会で議題として提案される見込み。欧州委員会筋によると、複数の国が英国の支持にまわるとも予想されている。また、この議題は、25日にブリュッセルで行われるEU（欧州連合）の食品安全委員会での専門家によっても話し合われる予定。　【了】