斬新なEVコンセプト3台を並べた

 今回の東京モーターショー2017、ホンダは四輪車で「スポーツEVコンセプト」のみ、最後までイメージイラスト1枚の公開にとどめていたが、10月25日のプレスデー初日、ついにその実車を公開。そのベースモデルとなる、今年のフランクフルトモーターショーで発表された「アーバンEVコンセプト」、今年のCESで発表されたEVコミューター「NeuV(ニューヴィー)」とともに、メインステージで披露した!果たしてそのエクステリアは、メッセージ表示機能を持つ前後ライトこそ「アーバンEVコンセプト」と共通のイメージだが、そのスポーツカーらしいロー&ワイドかつグラマラスなファストバックスタイルは、まさに往年のS600/S800クーペそのもの。ホンダらしからぬクラシカルなスタイルを八郷社長がアンヴェールした瞬間、会場に静かなどよめきが走った。

 そして「アーバンEVコンセプト」を、欧州で2019年に発売するのに続き、日本でも2020年に発売することを明らかにしている。

 そのほか市販予定モデルとして、CR-VとクラリティPHEV、レジェンドとオデッセイのマイナーチェンジ車を展示。それぞれ2018年、2018年夏、2018年、2017年11月に発売することを公表している。