今回初出展、京都で大人気のたま木亭「カレーパン」

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9月29日(金)からの3日間、西武池袋本店別館2F西武ギャラリーに150種以上3万個ものカレーパンが一堂に集まる「カレーパン博覧会2017」。今回はその中から、気になる3つの店舗と4種類のカレーパンを紹介しよう。

【写真を見る】ジョエル・ロブション氏が監修する「ロブションのカレーパン」

最初に紹介するのは、2016カレーパングランプリ・西日本揚げカレーパン部門最高金賞を受賞した、京都・たま木亭の「カレーパン」だ。製作者の玉木潤シェフは海外コンテストでの実績もあり、実力は折り紙つき。

牛スジをじっくりと煮込んで作った自家製のカレーを、弾力あるモッチリ食感のパン生地で包み、表面をパリッと揚げたこの一品。外部出展は今回が初めてで、お店以外では普段食べることができないため、この機会を逃さず味わいたい。

2つ目に紹介するのは、ミシュラン三つ星シェフのジョエル・ロブション氏監修のパン専門店・ル パン ドゥ ジョエル・ロブションから、「ロブションのカレーパン」と「コーンとチーズのカレーパン」だ。前者はかぼちゃの風味を前面に押し出し、チーズの濃厚さとまろやかさでまとめたマイルドなカレー。後者はコーンの食感にチーズのアクセントを効かせたドライカレーのようなカレーフィリングとなっている。これらを美味しさを、弾力性のある食感のパン生地と、カリカリのバケットをトッピングしたパンが引き立てる。 どちらも看板に偽りなく、高い技術力とゆたかな発想で創りあげたバリエーションに富んだカレーパンだ。

最後に、あの「いなばのタイカレー」缶とのコラボカレーパンを紹介する。カレーパングランプリ2016・東日本揚げカレーパン部門の揚げカレーパンで最高金賞を受賞したBoulangerie Shima(ブーランジェリーシマ)の島健太シェフが作りあげた「コラボ 贅沢タイカレーパン」は、「チキンとタイカレー」シリーズのイエロー、レッド、グリーンを全て混ぜ合わせるという驚きの調理方法で最高の美味しさを引き出している。カリッカリの香ばしいパンから溢れ出すゴロゴロの鶏肉は、タイカレーの辛さとうまさの中、口でほどけて消えていく。ありそうでなかった「いなばのタイカレー」で作るカレーパン、食べないわけにはいかないだろう。

ここで紹介した以外にもまだまだたくさん魅力的なカレーパンが集合しているこのイベント、友人や家族と行ってシェアするのも楽しいかもしれない。目指せ全制覇!【ウォーカープラス編集部/末次延蔵】