初シード獲得へ最高のスタートを切った出水田(撮影:村上航)

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<RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 初日◇24日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>
鹿児島出身の24歳、出水田大二郎が2012年のプロ入り後初めての出場となる今大会で、4アンダー4位タイでフィニッシュ。今季の目標である初シード獲得に向けて、最高のスタートを切った。
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6つもバーディを奪いながら、「いいパーパットが入ってくれてよかった」とこの日のラウンドを振り返った出水田。「ドライバーは良くなかったけど、アイアンがカバーしてくれた」と言うように、前半のインコースを3バーディ・2ボギーで乗り切ると、後半のアウトコースを3バーディ・ノーボギーでまとめ、トータル4アンダーの4位タイ発進。「最近調子が良かったので、かみ合ってくれてよかった」と、身長183センチの体に負けないぐらいの大きな笑顔を見せた。

現在、プロ入り5年目の出水田だが、今季開幕までの国内ツアー出場はわずか6試合。去年、チャレンジの賞金ランクで7位に入ったことで、今季前半戦の出場権をつかんだ。今季の大きな目標は、もちろん「最低でもシード」と鼻息は荒いが、ここまで約488万円獲得の66位と、60位の第1シードと75位の第2シードの間という微妙なポジション。本人も、「10月の“HONMA TOURWORLD CUP”までに500〜600万円を加算して、今季のツアーにフル参戦したい。日本オープンにも出場したいので、来月の最終予選にも挑戦する」と賞金ゲットに向けて本音を隠さない。
そういう意味でも今回の大きなチャンスは逃すわけにはいかない。各選手が“固い、速い、芝目がきつい”と口をそろえる芥屋の高麗グリーンに対しても、過去のチャレンジでの経験から「結果はそんなに悪くないしイメージはいい」と気合十分。「今回は4日間落ち着いてプレーしたい」という出水田の快進撃に期待したい。
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