神田うの一派と海老蔵ファミリー、娘のバレエ発表会でママたちからの厳しい視線
8月上旬のある日、東京某所にある超有名バレエ学校『A』の発表会が行われていた。
全国、そして海外から集まった生徒は総勢1500人。数日間に渡って繰り広げられた発表会はひとつのバレエ学校の発表会としては世界最大規模だと言われている。
このバレエ学校『A』といえば、芸能人や有名実業家などセレブの子息が数多く在籍していることで有名。
「過去にはタカラジェンヌになった君島十和子さんのお嬢さんや黒木瞳さんのお嬢さんも在籍しておりました。現在もお相撲の白鵬さんや神田うのさんのお嬢さんが通っています」(発表会に来ていた生徒のママ)
発表会本番に向けて舞台稽古が行われていた日の午前、髪の毛をアップのお団子にまとめ、大きなバッグを抱えた女の子たちが続々と会場に入っていった。その中でひと際腰が低く、すれ違う人たちに丁寧に挨拶をしながら歩いている“母娘”の姿があった。
「目がクリっとした可愛らしい女の子がいるなと思ったら、海老蔵さんのお嬢さんの麗禾ちゃんでした。手を引いていたのは伯母の小林麻耶さんだったんですよ。まるで本当の母子のようで、周囲のママたちにもすっかりなじんでいましたね」(前出・ママ)
海老蔵は地方公演中であったため、舞台稽古に姿を見せることはなかったが、親友の山田純大が“パパ”の代わりとして駆け付けていた。後日、海老蔵はブログにバレリーナに変身した麗禾ちゃんの写真をアップし、
《昨日は麗禾のバレエの発表会でした。純大さんが私の代わりに行ってくれたみたい、パパ代わりしてもらいました。麗禾は純大さん大好きなんです》
と綴っている。この日、“海老蔵ファミリー”の“ハートウォーミング”な光景を目の当たりにした周囲の人たちは一様に目を細めていたのだった。
そんな中でもう1組、注目を浴びていた“ファミリー”がいた。
「白い大きなサングラスに肌の露出が多い派手なワンピースをまとい、付き人らしい人を従えて颯爽(さっそう)と歩いている人がいたんです。
ひと目見て神田うのさんだとわかりました。美脚をアピールするかのように、高いヒールの靴を履いていましたね。会場にいたほかの保護者の人たちから“相変わらずスゴいわね〜”と声があがっていました(笑い)。
ちなみに、保護者は並んで席を取るのですが、なぜか彼女は教師席に平然と座っていましたね。あの席はバレエ団の偉い先生方に許可をもらわない限り、座れないハズなのですが……。やっぱり、芸能人の方って特別なのでしょうか」(別のママ)
普段から教育熱心な神田からしてみれば“いつも通り”のことなんだろうけど……。
文/佐々木博之(フリージャーナリスト)