大和笑莉奈、4年ぶりVならず… 悔しさがに滲む(撮影:佐々木啓)

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<カストロールレディース 最終日◇27日◇ザ・カントリークラブジャパン(6,608ヤード・パー72)>
千葉県のザ・カントリークラブジャパンにて開催されたステップ・アップ・ツアー「カストロールレディース」の最終日。初日に2アンダー5位タイにつけていた大和笑莉奈は、一時トータル7アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に浮上。しかし、最後はトータル5アンダーで並んだ豊永志帆にプレーオフで敗れ、ステップ・アップ・ツアー2勝目を目前で逃した。
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この日はスタートホールから3連続バーディとロケットスタート。6番パー3でもバーディを奪い、前半9ホールで4つスコアを伸ばす。後半立ち上がりの10番でもバーディを奪い、トータル7アンダーと独走態勢に入るかと思われたが、次ホールに落とし穴が待っていた。
「痛かったですね…」と嘆いた11番では、OB絡みでまさかのダブルボギー。続く12番は取り返したものの、14番、16番とスコアを落とし、先にトータル5アンダーでホールアウトしていた豊永と1打差の2位タイに後退。それでも17番パー3では意地を見せ、約3mのバーディパットを沈めて再び首位タイに浮上。プレーオフに望みをつないだが、3ホール目で豊永プロにバーディを決められ、4年ぶりの勝利を掴み切れなかった。
ホールアウト後は「もったいないパットがいくつかありました。プレーオフ1ホール目の最初のバーディパットが入っていれば…。ツキがなかったと思いたいですね」と語った大和。表情からは悔しさが滲むが、本人的にはゴルフの内容が良くない中でスコアを伸ばせたラウンドと捉えており、「普段からこのくらいのプレーレベルでやっていかないといけない。今後の課題として捉えたいですね」と前を向いていた。
2013年「エディオンレディースカップ」以来のステップ優勝は叶わなかったが、今季は「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」、そして今大会と2度の2位フィニッシュがあるだけに、残り7試合での雪辱を期待したい。

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