刑事役の掛け持ち中!三浦翔平「僕を“理想の恋人”だと思うことが間違い」
『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』から10年
「デビュー当時はいろいろ若かったなって思います。演技への向き合い方や現場に臨む姿勢も含めて」
’07年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で“フォトジェニック賞”と“理想の恋人賞”をW受賞し、華々しくデビューして今年で10年。
「これは受賞したころから言っているんですけど、僕のことを理想の恋人だと思っているのが間違い(笑)。会ったことがない人に、本当の僕なんてわかんないと思うから。特に昔は嫌なことは嫌だってハッキリ言うタイプだったし。でもこの10年間で、先輩たちが言っていることの意味がわかるようになってきたところは、成長した部分だなって思います。“言わぬが仏”を覚えましたね(笑)」
ではズバリ、理想の恋人像は?
「結婚するならお酒が飲めて、料理と掃除が好きで面倒見がいい人がいいですね。でもすべてが理想の人っていないと思うので、ある程度は妥協します(笑)」
今年で20代最後となるが、『警視庁いきもの係』(フジテレビ系・毎週日曜夜9時〜)、『僕たちがやりました』(カンテレ・フジテレビ系・毎週火曜夜9時〜)では、自身初となる刑事役を掛け持ち中。
「1クールで同じ職業を掛け持ちで演じるのは大変ですね。でも正義感の強い『いきもの係』とクールで冷酷な『僕たち〜』と真逆のキャラクターなのでまだ助かっていますけど。見た目も変えているので、メイクをして撮影現場に入れば、自然と切り替えできます。ただ同じ日に両方の撮影があるときは、さすがに苦労しますね」
『警視庁いきもの係』のほうでは動物たちに囲まれているけど、なりたい動物は?
「ナマケモノ。基本的に働きたくないので(笑)。でも時間を見つけて飲みにも行っているし、煮詰まっているわけではないですけどね」
前回登場してもらったとき、若いころは『JUNON』の撮影現場に二日酔いで行ったこともあったと語っていたが……。
「今でも次の日が撮影でも遅くまで飲むことはあります。でも昔と比べると次の日の仕事を考えるようになりましたね。意識を変えたというより、単純に年齢による体力の衰え(笑)」
健康維持のために始めたのがシュートボクシングやゴルフ。
「25歳までは遊ぶ。25歳からは今後につながることをしようって、昔から思っていて。シュートボクシングは1度やってみたら楽しくて、今も続けているという感じです。アクションの時は役に立ちますね」
SNSで上半身裸の写真を公開したときには、その筋肉美が話題に。今後、挑戦してみたいことを聞くと……。
「若いうちに本格的なアクションをやってみたいですね。海外ドラマ『24』や映画『ダイ・ハード』みたいな。でも身体を鍛えているのはあくまで趣味の範疇。本格的に鍛えるとなるとしんどいので(笑)」
劇中ではさまざまな事件が起こるけど、最近あった個人的な事件があったら教えて!
「……考えても何も出てこないぐらい平凡な日々です(笑)。しいて言えば、最近は仕事が充実しすぎていて休めなくて困っているぐらいですかね。休みがあったらすぐに海外に行って、海のある場所でのんびり過ごしたいです」
最近は有名人などがSNSで炎上し、騒動に発展するケースもあるけど……。
「SNSって本来は楽しく使うツールだと思うので、嫌な気持ちになるなら無理してやらなくていいんじゃないかなって」
ズバッと答えるのは正義感あふれる刑事役にピッタリかも!
「『警視庁いきもの係』は、横山だいすけお兄さんも出ていますし(笑)、親子で楽しめる作品だと思います。コメディー要素が強いけど、年間多くの動物が処分されているという現実も描いているので、この作品が社会貢献につながればいいですね」