小塚崇彦さんが浅田真央さんを連れて相撲観戦と聞き、奥さん目線で厳しく行動をチェックさせていただきますの巻。
既婚者と並んで相撲観戦をすることはアリかナシか!

たとえば僕が交際中あるいは婚姻中だとして、彼女のまったく興味がない野球やらサッカーやら相撲やらに出掛けていき、そこで同じ趣味の女子と連れ立って観戦していた場合、これは問題があるのでしょうか。「お前にその心配はない」と決めつけていただくのは勝手ですが、備えあれば憂いナシ。ある程度考えておく必要があるでしょう。

僕はこれはかなりグレーなのではないかと思っています。

確かに世の中にはスポーツ観戦は人生であるというタイプの人はいます。サッカーの応援をしているだけで何かやった気になって、他人に自分の人生を乗っけている人もいるでしょう。しかし、一般論でスポーツ観戦というのは行楽です。異性と一緒に行くとなれば、これはデートと受け止められても仕方のないもの。

まして相撲となればなおのこと。目の前では半裸の男たちが白いものを飛び散らせながら激しく胸を揉んだり尻をまさぐったりしているのです。そうした状況に嬌声をあげつつ、終わったらほぼ間違いなくちゃんこ鍋を食べるのです。しかも狭いスペースで座布団隣り合わせ。これはかなり濃密なデートと言えるのではないでしょうか。僕なんて隣のマスのおねーさんにすら可能性を感じるくらいですし。

「明日、真央と相撲見てくるわ」
「うん、いってらっしゃい」
「ご飯は食べて帰ります」
「はい、気をつけてね」

なんて、スムーズにいくでしょうか?

「明日、真央と相撲見てくるわ」
「何で?」
「いや、偉いさんが誘ってくれて」
「誰を」
「俺を」
「で、何で真央さん?」
「いや、前から見たいって言ってたから…」
「私も見たいってば」
「うん、そうなんだけど」
「で、何で?」
「ほら、後援会関係のスポンサーさんだし…」
「だから、何」
「俺らはまたいつでも行けるっていうか…」
「行ってないし」
「最近真央元気かなーとか…」
「私は元気ないですけど」
「いや、そう、大変な時期なんだけど…」
「スケート辞めるって言ったのに」
「言ってないけどな…」
「ガッツリ、ショーとか出始めて」
「やっぱ俺にはそれしかないっていうか…」
「やれ鹿児島だやれ東京だ」
「鹿児島は出てないけどな」
「美味しいもの食べて」
「食べてないって」
「好きなだけ寝て」
「そうでもないって」
「アタシは24時間特殊警備員やってるのに」
「その…感謝してる」
「感謝じゃなくて共同作業だから」
「うん…はい…」
「で、お相撲ですか」
「うん…お相撲…」
「楽しいお相撲」
「うん…楽しいのかな…」
「行くんですか?」
「行けたら行こうかなって思ったんだけど…」
「行けるんですか?」

みたいになるんじゃないですかね?

大相撲名古屋場所十一日目、まさにそんなペアが相撲観戦に訪れていました。元フィギュアスケート選手の小塚崇彦さんと、浅田真央さん。現役時代には仲睦まじいペアスケーティングも披露したふたりが、仲良く相撲観戦をする。同じことをミキがやったら確実に不倫騒動に発展する行為です。ツーショットの写真をインスタにのっけただけで怒られるミキと同じ基準でコレを見るならば、確実にSNS警察がピーポーピーポー案件です。

「見守らねばならない!」

SNS警察のあるところ、SNS擁護委員会あり。追い込まれた善良なる人たちを徹底的に擁護することで知られた僕が、公正に観察をすることで残された家族を安心させてあげたい。ゆかりポン、任せてください。インターネットにその人ありと言われた下衆が、ダンナさんのアヤしいお出掛けをしっかり観察します。そして、万一にもピンクハプニングがあったなら、ファックスでご報告します。

問題のふたりを最初に確認できたのは、十両の後半の取組。東方の花道脇あたりに並んで観戦するふたりの姿が確認できます。小塚さんは青いシャツにハーフパンツ。真央さんは黒のワンピースの上に白いベアトップを合わせています。どちらも夏っぽい。小塚さんは盛んにウチワで顔をあおいでいます。

ウチワには白鵬の名が入っているのが見えます。小塚さんは本場所観戦はもちろん、白鵬が行なっている白鵬杯や、白鵬の後援会イベントにも顔を出しているようですので、小塚さん本人あるいは近い筋が後援会の一員なのでしょう。ちょうど小塚さんたちの手前には和装の美人集団の姿も。白鵬の名古屋後援会長はカリスマセレブ美容師さんだとかだそうですので、そのあたりのつながりなのかもしれません。

ただ、長居することはなくふたりはすぐに姿を消します。よくある行動パターンですが、一旦席について土俵などを見たあと、土産やら食べ物やらを探しに行くパターンでしょうか。幕内に入ってからも数番は席では観戦せず、佐田の海VS石浦のところで再び席に戻った様子が確認できました。

↓真央さんを凝視していると、大体「あーー!」「あーーー!」「あーーーー!」って観戦している感じ!

いやー、楽しそう!

しかし、この楽しさが事件に変わるかもしれないからな!

↓何でもないふたりでも「相撲行く?」「行く行く!」ってなるとしたら、僕も相撲のチカラを信じてみたい!


相撲なら意外にいけるかもしれんね!

何となく、下心を感じさせない!

神事だからでしょうか!


↓ちなみに、真央さんのあたりに琴勇輝が突っ込んでいったときは、たまたま席にいなくて助かりました!



コラッ!琴勇輝!

何を座布団でソフトランディングしてる!

相撲取りなら土に向かって倒れろ!土に!


↓後援会のウチワはこんなデザインなのですが、このあとに始まるカオスな動画もなかなかの見もの!


梅宮アンナ!白鵬!セレブ!

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流れ始める涙そうそう!焼肉!白鵬!セレブ!

そして再び、梅宮アンナ!白鵬!セレブ!

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溜席は飲食禁止ということもあって、「アーン」だのといった行為はまったくありません。むしろ、土俵上の出来事に真剣な視線を送り、デート感は薄いと言っていいくらい。もしかして読唇術でも使えれば、「相撲とりたくなってきちゃった」みたいな会話もあるのかもしれませんが、仮にゆかりポンに疑われたとしても突っぱねればOK。大栄翔VS輝の際に、小塚さんがスマホを手渡していたのが若干の疑念を抱かせなくもないですが、今さら改めて連絡先を交換する間柄でもないでしょう。何とでも説明はつきます。

NHKの中継もふたりの存在に気づき、その影響から比較的引きの視点を土俵をとらえる機会が多くなります。画面端にはチラッチラッと小塚さんの姿がのぞきます。もしも手でも伸ばそうものなら即座にピーポーパーポーですが、そういった動きはまったくありません。むしろ、真央さんは画面左・真央さんの右隣にいる浅黒い男性と頻繁に言葉をかわしています。小塚さんは真央さんのケアよりも相撲に夢中です。

そして結びの一番、白鵬ウチワの一団も期待を込めて見守る白鵬の相撲。もし勝てば、歴代1位に並ぶ通算1047勝目となる記念の一番です。しかし、これに好調の新関脇・御嶽海がストップをかけます。御嶽海は右上手をひくと、出し投げで白鵬を土俵際に追い込み、そのまま一気の寄り。白鵬にしてみれば、しまったという一番。場内は若武者の殊勲の星に座布団が乱れ飛ぶ大盛り上がりです。

↓真央さんの頭にも座布団が落ちてきて思わずキャーッ!

危険ですから座布団を投げないでください!

絶対に座布団を投げないでください!

絶対に絶対に座布団を投げないでください!


↓そんな真央ちゃんを気遣ったのは、小塚さん…ではなく右隣の男性!


セーフ!セーフ!セーフ!

ゆかりポン!小塚さんは真央さんとは何でもなさそうです!

逆に、もうちょっと小塚さんが真央さんをケアしたほうがいいくらい、真央さんに対して無頓着でした!

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よかった。これで小塚さんも堂々と家に帰れたに違いありません。奥さんもどうぞ安心してください。旦那さんは楽しそうに相撲を見ていただけでした。むしろ、相撲だけ見ていました。真央さんに座布団が飛んでいったときも、小塚さんが身をていして守るというわけでもない、あくまで「お友達」というテンションで。

以上を持ちまして、当委員会では今回の案件はデートではなく「相撲観戦」であることを証明したく思います。奥さんもいろいろと思うところはあるでしょうが、旦那さんは相撲がとっても大好きなようですので、これも将来につながる仕事の一部だと思って許してあげてください。何につながるかはわかりませんが、わかっていることだけやっても仕事は広がらないのです。何卒よろしくお願いいたします。

「哺乳瓶を投げないでください」
「危険ですので哺乳瓶を投げないでください」
「絶対に絶対に哺乳瓶を投げないでください」

パカーーーン!

次は家族で行って、白鵬に娘さんを抱っこしてもらいましょう!