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アクロニス・ジャパンは3月2日、同社のバックアップ・ソリューションである「Acronis Backup 12」がMicrosoft Office 365のバックアップに対応したと発表した。価格は2万3500円(税別)から。

同製品は2016年9月に発売しており、Office 365のバックアップに新たに対応するとともに、VMware vSphere 6.5のサポートを強化。Office 365のバックアップ機能により、企業はオンプレミスとクラウドの多様なデータを、1つのソリューション、1つの構成、1つのインタフェースで保護が可能になるという。

同製品は、クラウドのワークロードを保護することで企業のデータ保護を強化するほか、保護したデータの長期的なアクセスやアーカイブをオンプレミスやクラウドに保持し、安全に管理できるとしている。

新機能はメール/連絡先/予定表/タスク/添付ファイルを含むメールボックスのバックアップ、ローカル・ディスク/NAS/SAN/Acronis Cloud Storageへのバックアップの保存、バックアップの検索およびプレビュー機能、バックアップ元のメールボックスに加えて、異なるメールボックスにも復元可能、メール送信による復元などとなる。

次回のアップデートでは、Acronis Active Protectionのランサムウェア対策として、ランサムウェアの攻撃をブロックし、感染したデータを即時復元しユーザーのデバイスやデータを保護する機能に対応するという。

また、VMware vSphere 6.5のサポートの強化点としては、エージェントレスおよびエージェント・ベースのVMバックアップとESXiホストのバックアップ、RDM/独立したディスク/iSCSIイニシエーターのゲストマシンのサポート、VMware CBTのサポート、Acronis Instant Recovery、Acronis vmFlashback、仮想マシンのレプリケーション機能とWAN最適化、無償版のESXiのサポートがある。

(山本善之介)