ダイソーのデジタル小物コーナーに行くと、Lightning(ライトニング)ケーブルの100円モデルと200円モデルが売られています。iPhoneの充電に必要なケーブルですね。家電量販店やコンビニで買うと1,500円くらい。安いとかいうレベルじゃない気が……。性能や耐久性はさておき、とにかく出費を抑えたいときの選択肢にいかがでしょうか。

100円と200円のライトニングケーブル、何がちがう?

100円ケーブルは「充電のみ」

108円(税込)のライトニングケーブルは充電専用です。このケーブルでiPhoneとPCをつなげても、PC側でiPhoneは認識されない=iTunesでデータをバックアップすることはできないのでご注意を。ライトニング端子は片面仕様なので、挿す場合はUPSIDE面を上にしておかないと充電できません。ケーブルの長さは60cmです。

200円ケーブルは「充電・通信」対応

216円(税込)のライトニングケーブルは「充電・通信」両対応です。通信対応とは、iPhoneとPCの接続に使えるということですね。iTunesでiPhoneのデータを管理している人はこちらのケーブルを選びましょう。ライトニング端子は片面仕様。ケーブルの長さは巻取りリール式で70cmです。

以下、両ケーブルの公称スペックなどまとめておきます。

ライトニング端子は片面仕様Appleのライセンス品ではない
→ OSアップデートなどで使えなくなる可能性も1.5A以上の充電器には使用不可
→ 使えないわけではないが、使わないようにiPhone 5〜6s Plusに対応、iOS 9.3で動作確認済み
iPhone 7 / iOS 10.2 でも使用できた100円モデルは「充電専用」60cm200円モデルは「充電・通信用」リール式70cm中国製製造はE Core

片面仕様は面倒だけど、出費を抑えるならダイソー品で

ダイソーのライトニングケーブルは片面仕様。両面(リバーシブル)使えるライトニング端子のメリットを否定する仕様ですが、そこさえ気にしなければ破格の値段でしょう。

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mitok編集部では、1年ほど前にダイソーのライトニングケーブルをガチ検証しているのですが(上記表)、パッケージデザインがリニューアルされていたので、再度検証したいと思います(中身が変わっている可能性は低いけど)。データはまた改めてお届け予定です!