「体育の授業を教えて欲しい!教員免許を持つ、5人のJリーガー」
10月の第2月曜日に設定されている「体育の日」。
ということで、今回は「体育を教えて欲しい保健体育教員免許を持つJリーガーたち」を特集してみる。
高橋 秀人/FC東京MF
1987年生まれの28歳。日本代表経験も持つ高学歴ボランチ。
東京学芸大学で中学と高校の保健体育の教員免許を取得したとされている。人格者としても知られており、現役選手ながら東京都内の公立中学校の教科書に載ることになったというニュースも話題になった。
田中 順也/柏レイソルFW
1987年生まれの29歳。順天堂大学で保健体育教員免許を取得。
その大学時代に特別強化指定として柏レイソルの一員になった後に正式加入。その日本人離れした強烈な左足を武器に日本代表にまで上り詰めた。現在はスポルティング・リスボンからのローンとして古巣でプレーしている。
橋本 和/ヴィッセル神戸DF
1986年生まれの30歳。大阪体育大学で教員免許を取得。
TJとともにプレーした柏レイソル時代には日本代表にも選出されたダイナミックレフティ。柏の公式HPで、大学時代のエピソードが明かされている。その一部を抜粋。
(大学)入学当初は、将来プロサッカー選手になることなど微塵にも考えておらず、「教員になってサッカーに携わりたい」という思いから、教員免許の取得にも勤しんだ。
母校の長浜市立高月中学校で体育教師として教育実習をこなす傍ら、週末は滋賀と大阪を行き来し、試合に出場した。
現在は浦和レッズからのローンでヴィッセル神戸でプレー。
谷口 彰悟/川崎フロンターレMF・DF
保健体育の教員免許は持ってますが、「子どもの頃から算数は苦手な部類の教科」とショウゴ。授業中に先生にあてられるかもよ!?と声をかけると「まじで!それは無理無理。来たらあかんかったー(笑)」とケンユウ。 【広報】 #frontale pic.twitter.com/4bm91e4sKz
- 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2015年10月29日
1991年生まれの25歳。筑波大学で保健体育教員免許を取得。
大学では1年からレギュラーを張り、当時の風間八宏監督からポゼッションサッカーの“いろは”を叩き込まれた。そして、特別指定を経て風間が率いる川崎フロンターレ入り。小学校時代から1年後輩でずっと一緒の車屋紳太郎も体育教員免許を取得する予定とのこと。
中山 雅史/アスルクラロ沼津FW
1967年生まれの49歳。筑波大学で保健体育教員免許を取得。
2つのギネス記録を持つ魂のストライカー、我らがゴン中山。ジュビロ磐田の絶対的エースとして活躍し、1998年W杯では日本人としての初ゴールもマークした。現在はJFLのアスルクラロ沼津に所属している。
なお、今回紹介できたのは保健体育教員免許を持つJリーガーのごく一部。例えば、神奈川大学で保健体育教員免許を取得し、元水戸ホーリーホックなどでプレーした藤川祐司さんは今年から上越高等学校に赴任している。