投打かみ合いベスト4へ

神港学園　大西泰生

　神港学園は1回に4番・堀尾 理久(1年)の犠牲フライで1点を先制。3回には2番・平沢 光(2年)のタイムリーと4番・堀尾のスクイズで2点を加えた。その後も打線が繋がり、6回まで15安打で10得点を挙げコールドゲームの展開に持って行った。

　投げてはエースの大西 泰生(2年)が6回途中まで投げて東播工を1安打無失点に抑える好投。最後は1年生右腕の亀谷 侑汰がリリーフして残るアウト二つをとり、6回でゲームを終わらせた。

　投打がかみ合う快勝でのベスト4進出。北原 光広監督は、｢今日は自分達なりの攻撃ができた。私が監督になって一番弱いチームだと思ってスタートしたが、1球1球強くなっていっている｣と驚きを見せる。テンポよく投げた大西のピッチングについても、｢3回戦の姫路南戦と比べれば6、7割のデキだったが、今日は流れを変えなかったのが大きかった。良い意味で大人びたピッチングができるようになってきた｣と成長を感じている様子。その大西は、｢ブルペンから調子が良くなかったので、精度には自信がなかった。今日は低めにボールを集めて打たせていこうと思いました｣と振り返った。2年連続の近畿大会出場まであと1勝。昨年は三位での出場だっただけに、｢今年は一位でいきたい｣とエースは残り2試合を勝ちに行く気持ちを話した。

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