「加護亜依写真集」より

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 タレントで元モーニング娘。加護亜依(28)が、今月8日に38歳の美容関係の会社を経営する男性と入籍したことを、報道各社に報告した。相手の男性は初婚で、175センチの筋肉質なスポーツマンタイプ。加えて加護亜依は「娘に深い愛情を注ぎ、温かい心で愛してくれております」といったコメントや、自身も一緒にいると穏やかになれる相手であると心境をつづっている。

 加護の所属事務所によると、加護と今回夫となった男性は、もともと友人の友人という関係で昨年秋から交際が始まっていたという。現在の加護の所属事務所は、元競輪選手の中野浩一(60)の妻にあたるタレントのNAOMI(52)が、社長を務めている。NAOMIのブログにも、夫である男性のことを「男気のある方」とし、加護の長女について「優先して考えてくれる」と太鼓判を押している。

 さらに二人の婚姻届けの保証人には中野がサインをしており、加護、夫、そして中野の三人でゴルフに行く仲でもあるようだ。こうした事務所の強力なバックアップを経ての加護の再婚であるが、これには加護の前夫との関係が絡んでいるが故なのかもしれない、と関係者は語っている。

「そもそも加護の前夫である飲食店経営者の男性との結婚生活が、あまりにもマイナスイメージを抱かせるものでした。離婚の原因には加護に対するDV等もあったと言われていますし、暴力団との関係や逮捕歴もあるような相手でした。未だ続く悪いイメージを完全に払拭しようと、今回の結婚では事務所をあげて夫のクリーンさをアピールしたのだと思います」(芸能ライター)

 喫煙や男性問題から、“アイドル界のトラブルメーカー”というレッテルを貼られていた加護だが、結婚を機に芸能界でのハレモノ扱いを解消することはできるのだろうか。

■絶縁状態の元メンバーたちからエールも

 モーニング娘。在籍中における不祥事を皮切りに、スキャンダル報道に事欠かない存在であった加護。当然ながらモーニング娘。時代に所属していた事務所もクビ同然で“出入り禁止状態”になっているようだ。

 こうしたことから、当時のメンバーとも絶縁状態にあったといわれた加護であったが、前夫の逮捕が報じられた際は、これまで口を閉ざしていたメンバーが加護に対しコメントを寄せるという現象が見られたのだ。

「その時は度重なる不祥事も含めて加護が引退を示唆した部分もあり、そういった部分を気に掛ける元メンバーたちのコメントが目立ちました。ただ、芸能ニュースの話題の渦中にいるメンバーに、他のメンバーが言及すると話題になるので、あくまでも“ビジネスエール”。そういったうま味があるからこそのコメントだったとも言われています」(前出・ライター)

 特に今回は再婚というおめでたい話題であることから、再び元メンバーがコメントを寄せるのではないだろうかと予想されていた。すると早速、ママタレの先輩で元メンバーの辻希美(29)がブログで祝福。ビジネスエールと断言することはできないが、実際、辻のブログには注目が集まっている。今後、お騒がせタレントとその周辺が、にわかに賑やかになりそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。