このもちもち感がやみつき!ポーランドの餃子「ピエロギ」を食べてみた
ポーランドに行ったら絶対に食べてみたい料理のひとつが「ポーランド風水餃子」とも呼ばれるピエロギ。
特に首都ワルシャワにはピエロギの専門店がいたるところにあるほど人気の郷土料理です。
クリスマスイブにはキャベツとキノコの入ったピエロギを食べるのがポーランドの伝統なのだとか。
そんなポーランドで必食のピエロギを味わうべく、ピエロギが人気のレストラン、「Zapiecek(ザピエツェク)」に行ってみました。
ワルシャワの中心部に6店舗を構えるピエロギが売り物のポーランド料理店、Zapiecek。ワルシャワの見どころ付近にまんべんなく点在しているので、ワルシャワでZapiecekを見ない日はないといっても過言ではありません。
老若男女が足を運ぶファミレス感覚で入れるレストランでありながら、1913年以来手作りしているというピエロギの味は折り紙つき。旅行口コミサイト・トリップアドバイザーでも「Certificate of Excellence (エクセレンス認証)」を受けています。
ピエロギは茹でたものと焼いたものの2種類があり、中の具材はチーズや肉、じゃがいも、玉ねぎ、ほうれん草、マッシュルームなどさまざま。さらにはブルーベリーやいちごなど、果物が入ったものもあります。
お店で使用している食器類はすべて陶器の街として有名なボレスワビエツ製の手作り陶器。素朴な愛らしさあふれる陶器たちが、ポーランド気分をいっそう盛り上げてくれます。
今回はほうれん草とチーズの茹でたピエロギと、野菜のクリームスープを注文。まずはスープが運ばれてきました。
クリームスープでありながら意外にさっぱりしていて全くしつこさがありません。まろやかな優しい味に癒されます。外から見るとわかりませんが、中には野菜がごろごろと入っていてまさに食べるスープ!ポーランドのスープはとても具だくさんなので、小食の女性ならスープだけでもお腹が膨れてしまうかもしれません。
続いてメインのピエロギが運ばれてきました。手作り感あふれる見た目が素朴でなんとも可愛らしいですね。
中にはほうれん草とチーズがぎっしり。3種類から選べるソースをかけていただきます。こちらはスタッフがほうれん草とチーズのピエロギにおすすめというチーズのソースです。
日本の餃子より皮が厚くうどんに近い歯ごたえ。このもちもち感が病みつきになりそうです。食べてみると日本の餃子とはまったく別物のように感じられますが、クセのない素朴な味わいなのできっと日本人の口に合うはず。
一皿がかなりのボリュームなので女性なら2人でピエロギ一皿をシェアし、スープなどのサイドディッシュを頼むと良いかもしれません。
具材のバリエーションも豊富なのでもっと色々な種類を試したくなってしまいます。ポーランドに行ったら国民食・ピエロギをお見逃しなく!
Zapiecek(ザピエツェク)
住所:ul.Swietojanska 13, Warsaw (ほか複数店舗あり)
電話:22 635 61 09
公式サイト:http://www.zapiecek.eu/main.html
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