芸能人御用達お土産ランキングにランクインした先着5名までの激レアスイーツ!愛知県稲沢市の老舗和菓子屋「松屋長春」の羽二重餅
名古屋から名鉄電車(名古屋本線)で約15分でアクセスできる愛知県稲沢市。
尾張大国霊神社(国府宮神社)があることで知られ、毎年旧暦1月13日に執り行われる「国府宮はだか祭り」は奇祭として有名です。
その稲沢市の昔ながらの民家や商店が並ぶ古くからのエリアに、創業昭和10年という老舗の和菓子屋さん「松屋長春」があります。(読み方は「まつやながはる」ではなく、「まつやちょうしゅん」。)
「松屋長春」には、地元稲沢市民でもなかなか買えない有名な羽二重餅(はぶたえもち)があります。
この羽二重餅は、過去に数々の賞を受賞していたり、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」で、芸能人御用達お土産ランキングBEST20に選ばれたこともある逸品で、とにかくすごい人気ぶり。
手作りの羽二重餅は通信販売はしておらず、店頭販売(手渡し)のみ。
一日に作れる数が決まっているため、買うためには事前に電話または直接店頭で予約をするか、当日の朝早くに行って当日販売分を手に入れる必要があります。ただ、予約はかなり取りにくく、時期によっては一か月先まで予約でいっぱいということもあるようです。
当日分販売分は朝7時から店先で受付となっており、平日は先着5名まで、土曜日と日曜日は先着10名までが羽二重餅を購入することができます。(1人あたりの購入可能数は20個まで。)
朝6時45分に店に行ったところ、すでに5人が店先に並んでいたのですが、この日は日曜だったため、先着10名以内に入ることができ、無事に購入することができました。
(※受け付けは7時からですが、商品の受け渡しは開店時間である8時以降となります。)
なお、羽二重餅の購入は5個単位となっていて、5個、10個、15個、20個のいずれかで注文します。
これは、菓子箱が「羽二重餅がちょうど5個入る大きさ」と「羽二重餅がちょうど10個入る大きさ」の2サイズしかないためのようです。
5個未満でも購入は可能ですが、箱代がかかることと、箱の中で羽二重餅が動いてしまってくずれやすく、スカスカで見た目がいまいち、という点がネック。
こちらは羽二重餅(5個入り)の箱を開けたところ。
きっちりきれいに収まっているので、やはり5個単位で買うのがおすすめです。
なお、別途箱代を払えば、ご進物用のしっかりした化粧箱に入れてもらうことも可能。
羽二重餅の大きさはこのくらい。想像していたより大ぶりです。
そして何より、やさしく持たないとくずれてしまいそうなほどの柔らかさ!
最高級の滋賀県の餅米を使った生地の中に、最高級丹波大納言を使用した粒あんが詰まっています。
ひと口かじると、これまでに食べたことのないようなフワフワの食感と、とろけるような柔らかさに驚きます。このマシュマロのようなフワフワした食感は、生地に卵白(メレンゲ)を使用しているからでしょうか。
柔らかくてすごくよく伸びる生地。餅米100%のお餅に比べると、「コシ」や「ねばり」は少ないのですが、柔らかさ、きめ細かさ、食感の軽さ、舌の上で溶けていくような食感は、どれも私は初体験です。
中の粒あんはしっかりめの甘さですが、生地が軽いせいか、くどさや重さはありません。
粒あんと柔らかい羽二重餅の生地がよく絡んで、もう、うっとりするような美味しさです。
松屋長春の羽二重餅の値段は、1個 240円(税別)。羽二重餅の値段としては少々高めですが、びっくりするような食感と美味しさを味わえるので、名古屋にお越しの際は、愛知県稲沢市まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
松屋長春の最寄り駅は名鉄国府宮(こうのみや)駅。名古屋からは特急で15分ほどの距離です。
なお、羽二重餅の賞味期限は製造日の翌日まで。
先着に間に合えば、希望の受け取り時間を伝え、その時間に合わせて作っておいてもらうことが可能です。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店の名前 京菓子司 松屋長春
住所 愛知県稲沢市小沢3-13-21
電話 0587-32-0253
営業時間 8:00〜18:30
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日に振替)
WEBサイト 京菓子司 松屋長春