「ポーランドって、なんだかマイナー……」そんな風に思っていませんか?

実は日本人にもとってもおすすめな魅力あふれる国なんです。いまポーランドを訪れるべき7つの理由をご紹介しましょう。

1. 美しい中世の街並み

日本人ならヨーロッパの中世の街並みに憧れをもつ人も多いはず。ポーランドにはカラフルな建物が並ぶ中世の面影が残る素敵な街があります。

戦災をまぬがれ「ポーランドの京都」ともいわれる古都クラクフや、大戦下で破壊されたものの戦後見事に再建されたワルシャワの旧市街はいずれも世界遺産。

さらには250体以上の小人像が点在するかわいい街・ヴロツワフや、活気ある港町・グダンスクなどもぜひ訪れたい場所です。きっと、日本とはまったく違う風景に感激するはずです。

2. 物価が安い

思った以上に近代的で便利なインフラが整った国でありながら、ヨーロッパの中ではとても物価が安いのが魅力。為替レートにもよりますが、観光目的での現地の滞在費用はだいたい日本の半分程度と考えていいでしょう。

スーパーで買う食料品など生活必需品であればさらに安い場合もあり、とてもお財布に優しい旅先です。たとえばフランスやドイツでは1000円でおしゃれなレストランやカフェで食事をするのは困難ですが、ポーランドならそれも十分可能です。

3. 人が素朴で親切

ヨーロッパは良くも悪くも個人主義で見知らぬ人とは一定の距離を置く傾向にありますが、ポーランドでは素朴さの残る親切な人々に出会えます。

人々はみな快く助けてくれるので、道に迷ったときなども心おきなく現地の人に聞くことができますし、リラックスして旅行ができます。

4. かわいい雑貨

ポーランドの雑貨、とくに陶器はその独特のあたたかみのある可愛らしさから近年日本でも人気上昇中。雑貨目当てでポーランドを訪れる日本人女性も増えているのだとか。

日本でポーランド雑貨を購入すると値が張ってしまいますが、現地でなら大幅に安く買うことができます。

5. 治安がいい

ポーランドはヨーロッパのなかでは治安のいい国のひとつです。夜道の一人歩きは極力避けたほうがいいですが、基本的には女性の一人旅でも特に心配はいりません。

日が長く22時頃まで明るい夏の観光シーズンともなると夜遅くまで観光客でにぎわっているので朝から晩まで安心して出歩くことができます。

6. ショパンの故郷

ポーランドは偉大なる音楽家、フレデリック・ショパンの故郷。ワルシャワ近郊の村で生まれたショパンが7歳から20歳まで過ごしたワルシャワには、ショパン博物館やショパンの心臓が納められている聖十字架教会など、数多くのショパン関連の見どころがあります。

クラシックファンならぜひともショパンゆかりの地をたどってみたいものですよね。

7. 負の遺産・アウシュビッツ

ポーランドには負の世界遺産・アウシュビッツがあります。人類が犯した歴史上最大の過ちの一つであるホロコーストの現場を訪ねることは、同じ過ちを繰り返さないためにもとても意味のあることではないでしょうか。

アウシュビッツだけにとどまらず、クラクフにあるシンドラーの工場やワルシャワにあるワルシャワ蜂起博物館など、戦争について学べる施設が充実しているので「人間とは」、「平和とは」を立ち止まって考えるきっかけになるはずです。

単なる観光にとどまらず、歴史・文化にも触れられるポーランドの魅力を感じていただけたでしょうか。ポーランドを旅すればきっとその心地よさが実感できるはずです。

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