4年後に開催される東京五輪に向けて、外国人でも分かりやすい「図記号」(ピクトグラム)の図案づくりを日本政府が進めている。その1つが「温泉マーク」で、お馴染みの「湯気3本線」は残して入浴している人を追加するという。「日本と言えば温泉」と思っている外国人も多いだろうから、彼らとってより分かりやすい図案への変更は喜ばしいことだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 4年後に開催される東京五輪に向けて、外国人でも分かりやすい「図記号」(ピクトグラム)の図案づくりを日本政府が進めている。その1つが「温泉マーク」で、お馴染みの「湯気3本線」は残して入浴している人を追加するという。「日本と言えば温泉」と思っている外国人も多いだろうから、彼らとってより分かりやすい図案への変更は喜ばしいことだろう。

 日本の温泉や入浴については、中国の人の多くも興味を抱いている。中国メディア・光明網は6日、日本人が実際にやっている「変態な入浴方法」について紹介する記事を掲載した。「広い世界には奇妙な物が存在するもの。それは入浴だってそう。世界の人びとがどんな入浴をしているか見てみようではないか」というノリで、日本で見られるユニークな入浴方法について紹介している。

 まずは九州は大分・別府の砂湯に代表される、砂風呂。自然に加熱された砂に首から下を埋めると発汗が促進されると説明した。続いては、ワイン風呂。日本の温泉施設で、紫色のお湯に大人も子どもも喜ぶ姿が紹介されている。さらに、カレー風呂、ビール風呂、そしてチョコレート風呂についても取り上げた。「変態」というからにはもう少し奇抜なものを期待したかったが、中国の人にとっては十分変態チックなのだろうか。

 記事はまた、日本以外の奇妙な入浴方法について紹介している。アゼルバイジャンの石油風呂、米フロリダ州で人気だという丸ごとトマトをふんだんに使ったトマト風呂、そして地元中国・四川省の観光地にあるという真っ黒な泥風呂。どちらかというと、いやかなり、これらの風呂の方が「変態」っぽいように思えるのだが……。

 どんな奇抜な入浴方法であっても、ほぼ全てに共通しているのは入浴後の爽快感。暑いジメジメとしたこの季節、サッと風呂に入って汗を流し、キンキンに冷えたビールをごくりと喉に流し込みたくなる。できればやはり、ビールは温めて浸かるよりも、冷やして飲みたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)