インテルは5日のセリエA第15節でジェノアと対戦する。前節でナポリに敗れたインテルは、リスタートを望んでおり、ロベルト・マンチーニ監督は前日会見で次のように述べた。

「苦しんで1-0の勝利を収められる方が良かったが、我々は自分たちがうまくやれるという自覚を持てた。たとえ相手が自分たちよりも戦力をそろえたチームであってもね。最後にどうなるかは誰にも分からない。とにかく、我々はスクデットを争いたいと思っているよ。常に最強のチームが勝つとは限らないんだ。拮抗したリーグであり、勝つために必要な勝ち点の数字は下がると思う」

「ナポリ戦では失点してからチームが守備を固め、(マウロ・)イカルディは少し孤立した。彼ももう少しポジションを下げるべきだったかもしれない。後半は変更しなければいけなかった。10人だったからね。だが、イカルディはまたコンスタントに得点するようになると確信している。ビッグクラブは守るために全選手を必要とするんだ。ナポリ戦では、0-2とされてからもチームがうなだれず、プレーを続けてチャンスをつくったことに満足している」

ジェノア戦のメンバーについて、マンチーニ監督は「(サミル・)ハンダノビッチ、ミランダ、(ジェイソン・)ムリージョ、フェリペ・メロ、(ステファン・)ヨヴェティッチはプレーする」と明かした。イカルディとヨヴェティッチは、スモールチーム相手の試合でプレーする方が適しているのだろうか。

「彼らはお互いのことを知らなければいけない。だが、前線には6人の選手がおり、我々はバランスを見つける必要もある。(アデム・)リャイッチはカバーの仕事もできるし、すべては精神的なことなんだ。(イヴァン・)ペリシッチが熱を出したのは水曜だけだよ。起用に問題はないと思う」

そして、マンチーニ監督は興味深いデータについても言及した。

「我々はファウルの数が少ないチームだが、退場回数は3番目に多い? 不運だね…。いくつかジャッジが良くなかったファウルもあった。大事なのは、我々にソリッドさがあることだ」