台湾の長寿バラエティ番組、約12年の歴史に幕 最後のゲストは有名女優
(台北 3日 中央社)12年近くにわたり放送されてきた人気トーク番組「康熙来了」の最後の収録が2日、台北市の中天テレビで行われた。番組の終了は司会者の一人、ツァイ・カンヨン(蔡康永)の降板表明がきっかけ。同日行われた記者会見でカンヨンは「番組が視聴者から愛されている時に身を退きたかった」と声を詰まらせ、名残惜しさをにじませた。
同番組は平日夜の帯番組として2014年1月にスタート。これまでに人気芸能人のみならず、連戦・元副総統など各界の大御所をゲストとして招き、お茶の間に笑いを届けてきた。
カンヨンとともに司会者を務めたタレントのシュー・シーディー(小S、徐煕[女弟])は、この12年間、何度もカンヨンに「疲れた」ともらし、番組終了を考えていたと告白。しかしその度に番組を楽しみにしている視聴者などの言葉に励まされ、これまで続けてきたという。
この日は4回分の収録が行われた。最後のゲストは、シーディーが「現在最も会いたい中華圏の女優」だとするファン・ビンビン(范冰冰)とその恋人で俳優のリー・チェン(李晨)。最終収録は、司会者の2人と2007年からアシスタントを務めたタレントのチェン・ハンディエン(陳漢典)の3人のみで行われた。
(王靖怡/編集:名切千絵)
同番組は平日夜の帯番組として2014年1月にスタート。これまでに人気芸能人のみならず、連戦・元副総統など各界の大御所をゲストとして招き、お茶の間に笑いを届けてきた。
この日は4回分の収録が行われた。最後のゲストは、シーディーが「現在最も会いたい中華圏の女優」だとするファン・ビンビン(范冰冰)とその恋人で俳優のリー・チェン(李晨)。最終収録は、司会者の2人と2007年からアシスタントを務めたタレントのチェン・ハンディエン(陳漢典)の3人のみで行われた。
(王靖怡/編集:名切千絵)