嵐・二宮和也と鈴木亮平“ラップキス”にファン大興奮「ニノが完全に乙女」
10月24日に日本テレビ系列で放送されたバラエティ『嵐にしやがれ』で行われた、鈴木亮平と嵐の二宮和也の“ラップキス”シーンが話題となっている。
背筋ラップガマン対決でお気に入りに選ばれたのは…番組にゲストとして出演した鈴木は、『嵐にオススメしたいことBEST3』と題し、嵐に自らがハマっているものを紹介。一つ目としてチョコバナナ風味になるという納豆にバナナと蜂蜜を混ぜたものをトーストにディップするというオリジナルレシピを披露したものの、二宮に「ちょっと知恵付けたゴリラの朝食だからね」、相葉に「チョコバナナにならないでしょ」など、その不思議な組み合わせに嵐のメンバーは拒否反応を示し、試食をせずに次に進もうとするポーズを見せた。
しかし、「とはいえ、タダで食べさせるほど、僕もあまくない」と、さも嵐が食べたがっている体で強引に流れを作った鈴木の提案により、勝者がこの納豆バナナトーストを食べられるというルールで『背筋ラップガマン対決』というゲームに進むことに。
これは鈴木が自身の出演した映画『俺物語!!』内で、鈴木が演じる剛田猛男が、親友の砂川誠にキスの練習としてラップを巻いて男同士でキスをするというシーンで、砂川を演じた坂口健太郎の顔が面白かったのをきっかけとして思いついたというゲーム。ラップの上に顔を置き、背筋で上体を反らした状態をキープし、最後まで顔がラップに着かなかったら勝ちというルールで、さらに、鈴木に最もお気に入りのラップ顔に選ばれた一人は、映画と同じようにラップキスをするという特別ルールもついてくることとなった。
ゲーム開始後、1分を過ぎたあたりで大野を除く4人は、ラップに顔を付けてしまい変顔を披露することに。見事勝ち抜いた大野は、商品として納豆バナナトーストを食べる栄誉(?)に輝いたが、「ごめん、何も言えねえ。バナナだ」という微妙なコメントを残すこととなった。
しかし、この番組のある意味でクライマックスが訪れたのはこのあと。鈴木はお気に入りのラップ顔に二宮を選び、二人はラップキスをすることに。鈴木が二宮の顔にラップを巻き、キスをすると、スタジオ内には観覧客の黄色い声が響き渡る事となった。
さらに、キスのショックからか思わず腰から崩れ落ちた二宮に対し、なんと松本から「お返しは?」というまさかの無茶振りが炸裂し、今度は二宮から鈴木にラップキスをするというシーンも。今後ラップキスが流行るかどうか聞かれた二宮は、「いや〜…そうですね、流行ると思います。ただ私は帰って強めの酒を飲みます」と一刻も早くこの事を忘れたいという主旨のコメントを残した。
これに対し、ネット上では「ニノ可愛すぎか」「ラップキスを待つ二宮が完全に乙女」「そのシーンを見過ぎてスマホの通信制限を食らった」と、ジャニーズファンと思われる人々の喜びの声で満たされることに。イケメン同士の疑似キスシーンというシチュエーションが、多くの女子たちの妄想を掻き立てたようだ。ジャニーズ関係に強い芸能記者は、この件に対して次のように分析する。
「観てて思ったのは、二宮の疑似キスシーンの相手が女性じゃなくてよかったよな、ってことですかね(笑)。この番組では、以前櫻井がお忍び旅をするコーナーで、女性と櫻井の二人旅がかなりファンの不興を買い、炎上寸前って感じになっていましたからね。逆にこういうものの方がウケる、と今回の放送で制作側も把握したんじゃないでしょうか。これからもいかにも王道バラエティ! って感じのこうした企画にファンの女性が喜ぶような“オマケ”をつける、っていう構成を多くすれば、以前批判をしていたファンたちもまた喜んで見るようになるのではないかと」
確かに、ファンが喜ぶことをやるのがアイドルの冠番組の王道だろう。とはいえ、あまり今回のようなシーンを増やすと、ジャニーズファンだけではなく、また別の趣味の女性たちまで取り込むことになる気もするが……。今後に注目したい。
(取材・文/阿左美UMA)