14日、東京都現代美術館で行われた「ディズニー・アート展」のオープニングセレモニーでは、『眠れる森の美女』のフィリップ王子とオーロラ姫が登場した(撮影:佐谷恭)

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ディズニー史上最大のアニメーション美術展「ディズニー・アート展」(ウォルト・ディズニー・ジャパン、日本テレビ放送網など主催)の開催を前に、関係者向けのオープニングセレモニーと内覧会が14日、東京都江東区の東京都現代美術館で行われた。

 同展には、ディズニー関連作品の資料や原画など550点が展示される。米ウォルト・ディズニー本社のアニメーション・リサーチライブラリーが所蔵するコレクション約350点と、05年12月に日本国内で発見された『バンビ』や『白雪姫』のセル画など約200点を見ることができる。また、会場にはディズニー初のアカデミー賞受賞作品『花と木』や資料映像を鑑賞できる特別ミニシアターや、ペーパークラフトでミッキーの魔法使いの帽子などを作るアート体験ゾーンなども併設されている。

 オープニングセレモニーでは、『眠れる森の美女』のフィリップ王子とオーロラ姫が、3人の妖精たちとともに登場。王子と姫のキスで「ディズニー・アート展」が幕を開けた。

 ウォルト・ディズニー・ジャパンの星野康二社長は「創始者であるウォルト・ディズニーが、この美術展開催を最も喜んでいるに違いない。ディズニーは創造を続けようという思いから、現在に至っている。ディズニーの原点を感じてほしい」とあいさつした。

 開催期間は、7月15日から9月24日まで。月曜日は休館(だたし、7月17日、8月14日、9月18日は開館し、7月18日、9月19日は振替休館)。開場時間は、午前10時から午後6時まで。入場料は、一般1000円、中高生800円、65歳以上と小学生500円、小学生未満は無料。【了】

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