EOS 5D(レンズは別売)=提供:キヤノン
キヤノン<7751>は23日、ハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」を発表した。価格はオープンプライスで、10月上旬発売、月産2万台を予定。

 EOS 5Dは35mmフィルムと同サイズの有効画素数約1280万画素・自社製CMOSセンサーを搭載する。現在市販されている多くのデジタル一眼レフカメラは、35mmフィルムより小さいサイズのセンサーを搭載しているため、レンズの画角は35mmフィルム一眼レフカメラで使用する場合の1.3〜1.6倍の焦点距離に相当する値に変化する。しかし、EOS 5Dでは同社のフィルム一眼レフカメラ用レンズをそのままの画角で使用できる。

 また、「スタンダード」、「モノクロ」など、フィルムを選ぶように写真表現や目的に合わせて最適なスタイルを選択できる新機能「ピクチャースタイル」や、上下、左右各170度の広視野角を実現した2.5型約23万画素液晶モニターの搭載、マグネシウム合金を採用したボディ外装などが特徴。

 このほか同社では、9月下旬発売予定のプロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark II N」、10月上旬発売予定のEOSシリーズ用手ブレ補正機能付き交換レンズ「EF24-105mm F4L IS USM」、「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」と、スピードライト「430EX」を発表した。コンパクトデジタルカメラでは「IXY DIGITAL 700」と「IXY DIGITAL 60」を発表し、それぞれ9月上旬と中旬の発売予定。【了】

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