経営難がささやかれていた大手不動産ファンド運用会社、パシフィックホールディングス(HD)についに“救世主”が現れた。 中国の上場不動産会社などが出資する受け皿会社「中柏ジャパン」が、普通株約6億円、優先株468億円の計474億円の第三者割当増資に応じるというものだ。12月19日および2月27日に予定されている払い込みを経て、受け皿会社がパシフィックHDの発行済み株式総数の29%を握る第1位株主となる予定だ。傘