日本時間15日、W杯ブラジル大会では日本代表×コートジボワール代表の一戦が行われ、日本は本田圭佑のシュートで先制点を挙げるも、後半立て続けに失点を喫し1-2で敗れた。すると、試合直後に放送されたテレビ朝日「サンデースクランブル」ではサッカー解説者・名波浩氏が試合を振り返った。

「せっかく出して頂いたのに、こんな気持ちでモヤモヤしてますよね」とため息をついた名波氏は「先制点獲ったのはゲームプラン通りですし、(前半を)0で抑えたのもテストマッチ考えたら素晴らしい結果だった」としながらも、後半の失点には「交代選手からのちょっとイージーなイレギュラーが沢山出来てしまったところも問題点でした」と語った。

また、日本代表の戦い方を「ボールを繋いで相手ゴールに襲いかかる。距離感を大切にしてシュートまでいくっていうかたちですけど、なかなか出なかった」と語った名波氏は、後半の選手交代についても言及。大久保嘉人が入った場面について「我々日本サッカーサポーターとしては(大久保は)ここ(ワントップ)なんですよ。イメージは。ただ、(ザッケローニは)香川をトップ下、本田を一番前に置いて大久保をここ(左サイド)にした。この意図はちょっと僕にもわからない」とザック采配に疑問を呈すると、「本田をここにするとボール欲しくて下がってきちゃう」などと、その理由を説明した。