ブログで猛反論

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自民党三原じゅん子参院議員(48)は議員宿舎に住んでいないとフライデーが報じ、三原議員はブログなどで反論を繰り広げている。秘書と同棲中とされたことについても、否定的なコメントをしている。

三原じゅん子議員の後をうかがうように歩くのは、年下の「イケメン男性」――。フライデーの2013年8月2日発売号は、こんな写真とともに、「『議員宿舎に両親住まわせ』公設秘書と同棲中」と大きく報じた。

「宿舎には親がおり、本人は秘書と同棲」と報道

記事によると、三原氏は、少なくとも7月2、9、15〜19日の間は、東京都千代田区の参院議員宿舎には泊まっておらず、港区の高級マンションにいた。マンションには、公設第1秘書の男性(38)と一晩中いたことを確認したという。

議員宿舎には、三原氏の両親が住んでおり、実際に参院選投票日の7月21日には母親が出てきたことを確認したとした。体の具合が悪いという父親については、確認できなかったとした。

また、フライデーが議員宿舎の受付係員に取材したところ、三原氏はなかなか帰ってこず、母親らだけが住んでいるらしいと聞いたという。

参院議員宿舎は、議院運営委の庶務関係小委員会で、家族や秘書だけでは住むことができないと決められている。ちなみに、宿舎は、2DK〜3DKの部屋を3〜6万円の家賃で借りることができる。

フライデーはさらに、2人は内縁関係に見えることから、配偶者を公設秘書にすることを禁じた国会議員秘書給与法に触れる恐れがあると主張した。

記事によると、三原氏は、取材に対し、本当に議員宿舎に住んでいると説明した。マンションに毎日行っているのは、宿舎で飼えない犬にエサをやるためだという。マンションの部屋は、三原氏が取締役をしている芸能関連会社の事務所で、それを秘書が使っているということだった。

三原氏「参院選の応援で秘書と一緒にいた」

フライデーの報道について、参議院の広報課では、J-CASTニュースの取材にこう答えた。

参議院で事実関係を調べたり本人に聞いたりしたとは聞いていません。何か問題があればそうしますが、その動きはないです。こちらでは、本人が住んでいるかどうかは把握していません。秘書の方は、配偶者ではないようですので、法に触れることにはならないと思います」

議院運営委の理事会が2013年8月5日に開かれたが、報道について特に質問は出なかったという。

一方、三原じゅん子議員は、フライデー発売の前日に内容を察知してブログを更新し、記事への反論を展開した。

そこでは、秘書は地方に行くときの随行担当をしており、記事にあった期間は参院選の応援に駆け回っていたので一緒にいただけと説明した。それ以外は、秘書と別行動をしているという。秘書とは仕事で10年以上の付き合いだが、当然配偶者ではないとしている。

宿舎受付の話については、受付が記者に議員個人のことを言うわけがないとした。そもそも正面入口から出入りすることは少ないという。両親は田舎で日当たりのいい家でのんびり暮らしていたいのに、体の不自由な父がいるので傍にいてもらうために宿舎に来てもらって、申し訳なく思っているという。記事中に三原氏の知人の話が出てくるが、母親は毎日宿舎にいて介護をしていて、近所にも友達もいないのでなぜこんな話が出るのか分からないともした。

ただ、ブログでは、議員宿舎に住んでいるかは明言していない。三原氏の事務所では、J-CASTニュースの取材に対し、「従前に説明している通りで、それ以上付け加えることはありません」と答えている。