パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、負傷交代したバルセロナFWリオネル・メッシだったが、深刻なケガではないようだ。ただ、セカンドレグについては、出場よりも欠場の可能性が高いようである。

メッシは3日に複数の検査を受けた。ランチタイムにはカタルーニャのラジオ『Rac!』が、10日間の離脱と報じつつ、セカンドレグ出場の可能性も排除はできないと伝えている。2日の時点では、腱の断裂や3週間離脱の可能性も騒がれていた。

バルセロナは「検査の結果、選手は右大腿二頭筋に損傷を負っていることが認められた。選手はマジョルカ戦に出場できない。以降の試合に出場できるかどうかは、状況の進展次第となる」と発表している。

メッシが筋肉の負傷を負ったのは、2008年3月4日以来のことだ。だが、今季のバルサで大腿二頭筋のケガに苦しんだのは、彼で5人目となる。

一方、MFハビエル・マスチェラーノについては、ひざのじん帯損傷で6週間の離脱。バルサ守備陣はすでにDFカルレス・プジョールとDFアドリアーノを欠いており、マスチェラーノも離脱したことは小さくない問題だ。

メッシはフェイスブックについて、「僕はすぐに戻る。幸いにも、深刻なことじゃなかった。マスチェラーノのケガはすごく残念だ。彼がすぐに戻ってこられるように、少し力を送るよ」とエールを送っている。