中国メディア・環球網は17日、日本の衆議院議員選挙で自民党が圧勝して政権奪取が決定的になったことについて、台湾の外交当局が「『安倍政権』は台湾にとってプラス」との見解を示したことを伝えた。

 記事は、台湾の外交部の「安倍晋三自民党総裁は祖父である故・岸信介元首相や父である故・安倍晋太郎元外相とともに3代に渡って台湾に対して友好的であり、2010年に台北・松山−羽田の直行便が就航した際、自ら台湾を訪問し、馬英九総統と面会をした」との説明を紹介。

 また、台湾の陳調和駐日代表も台湾メディアの取材に対して「自民党は台湾に友好的であり、それが大きく変わることはないだろう」と自民党の政権奪還を歓迎する意向を示すとともに、「安倍内閣」により多くの親台派の人物が入閣すれば、日台関係の発展はよりスムーズになるだろうと期待を寄せたという。(編集担当:柳川俊之)