インテルがナポリとの上位対決に競り勝ち2位浮上…長友はフル出場

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 セリエA第16節が9日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとナポリが対戦した。長友は右サイドのMFで先発出場した。
 3位のインテルはホームに2位のナポリを迎える直接対決となったが、序盤からボールを支配すると、8分に幸先良く先制した。アントニオ・カッサーノのCKをファーサイドに走り込んだフレディ・グアリンが右足ダイレクトで蹴り込んで、ナポリゴールを揺らした。

 インテルは先制後にナポリの反撃を受けるが無失点で凌ぐと、39分に追加点を奪う。左サイドからのクロスをクリアされたところをグアリンが拾い、ディエゴ・ミリートにラストパス。ミリートは相手DFに囲まれながらも右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 2点リードで迎えた後半は、54分に右サイドからクロスを入れられゴール前で混戦を作られると、最後はエディンソン・カバーニに蹴り込まれて1点差に詰め寄られてしまう。

 しかし、インテルは追い上げられながらも、同点ゴールは許さずに1点差を守り切り、2−1で勝利。勝ち点を34まで伸ばして、勝ち点33のナポリを抜き、2位に浮上した。なお、長友はフル出場だった。

[写真]=Getty Images