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 殺しのライセンスをもつ英国情報局秘密情報部「MI6」のエージェント、ジェームズ・ボンドの活躍を描いたスパイ映画『007』。初作『007 ドクターノオ』(1962年)公開から50周年を迎えた今年、ロンドン五輪開会式でエリザベス女王と共に空から舞い降りたダニエル・クレイグ演じる6代目ジェームズ・ボンドが、いよいよ12月1日より公開となる『007 スカイフォール』に登場する。

 前作『007 慰めの報酬』から4年を経た本作のテーマは、「resurrection=復活/再生」だ。物語は、任務中に被弾したボンドが川底へと沈んでいくオープニング・シーケンスから、幻想的な映像と共に、本年度のグラミー賞で主要3部門を独占したアデル書き下ろしによる2年ぶりの新曲「スカイフォール」で幕を明ける。


 IT全盛の時代に、サイバーテロの攻撃に晒されるMI6本部は諜報活動の意味を問われ、スパイの世界でもコンピューターがもたらす世代交代の波は避けて通れない。武器開発担当のQがシリーズ最年少のベン・ウィショーへと若返りを遂げる一方で、44歳を迎えたクレイグ演じる現場エージェントのボンドは時代遅れの刻印を押され、上司のM(ジュディ・デンチ)と共に組織から“尊厳ある引退”を勧告されてしまうのだった。

 そんなボンドの前に現れる007史上最恐の敵は、かつてボンド以上に優れた“00”(ダブルオー)エージェントとしてMへの絶対的な忠誠を誓いながらも、その存在を組織から消された末に、死の淵から蘇った男シルヴァ(ハビエル・バルデム)。ボンドとシルヴァは同じくMの手で消された過去をもつエージェントだが、Mに母子のような屈折した愛情を寄せるシルヴァと、心理テストでMのイメージを即答するボンドは心地良いほどに対照的だ。

 現代では若者の車離れが叫ばれて久しいが、故に男たちは時代と共に車への憧憬を増していくのではないだろうか。2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』では、市販前のアストン・マーチンDBS V12(車両本体価格3,476万円!)を横転して粉々に大破させたボンドだが、本作では1960年代の旧車アストン・マーチンDB5が“復活/再生”を果たしている。ボンドカーにはQによって様々な秘密装置が搭載されているが、助手席でDB5の文句を呟くMを見て、ボンドがイジェクトシートのスイッチに手を掛けるシーンは、往年の007ファンならニヤリとするに違いない。

 『007 カジノ・ロワイヤル』で将来を誓い合った女性を失い、続編となる『007 慰めの報酬』で彼女の復讐を果たしたボンド。本作では、フランスとカンボジアのハーフで、謎めいた魅力を放つベレニス・マーロウが新たなボンドガール、サヴェリンを演じている。紳士の国、英国ロンドンとは対極に位置する中国マカオのカジノにてボンドとの運命的な出逢いを果たした彼女は、束の間の安らぎを得ながらも、恐るべきシルヴァの元へと彼を誘うのだった。ちなみに彼女の爪の表面に塗られているのは、007シリーズとO・P・Iとの特別限定タイアップ製品の一つである、ボンドへの恋心を現した美しいマルーン(栗色)の「スカイフォール」。腕には“ボンド・ウォッチ”OMEGAを着用。50周年記念作に散りばめられたこだわりの数々に、あなたはどこまで気付くことができるだろうか。

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