出場者の決まりつつある紅白歌合戦、ゲスト審査員にも注目
おおみそか恒例のNHK『紅白歌合戦』。出場の内定した歌手が続々発表されているが、ここはゲスト審査員の10人にも注目したい。
まず過去4年の審査員を振り返ってみよう。
2008年：妻夫木聡、堀北真希、本木雅弘、松本幸四郎、松坂慶子、上野由岐子、太田雄貴、吉田沙保里、高橋尚子、姜尚中
2009年：森光子、阿部寛、草刈民代、城田優、西田敏行、深田恭子、原辰徳、白鵬、杉山愛、勝間和代
2011年：松山ケンイチ、大竹しのぶ、鈴木京香、琴奨菊、佐々木則夫、鈴木明子、田中将大、コシノジュンコ、松井冬子、三谷幸喜
※敬称略
ほぼ確定なのが文化人枠。ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授だ。問題は山中教授の予定が空いているかどうか。
次に決まっているのがドラマ枠。例年、大河ドラマと朝の連続テレビ小説の出演者から選ばれることが多い。司会者となった掘北真希は除外するとして、来年の大河ドラマ『八重の桜』から、綾瀬はるか、オダギリジョー、及川光博、松方弘樹、朝の連続テレビ小説では『梅ちゃん先生』から、松坂桃李、高橋克実、南果歩、片岡鶴太郎、放送中の『純と愛』から、夏菜、風間俊介。この辺りから4〜5名が選ばれそうだ。
激戦なのがスポーツ枠。横綱に昇進した日馬富士は可能性が高い。4年前には北京オリンピックメダリストの上野由岐子、太田雄貴、吉田沙保里が選出された。今年のロンドンオリンピックでも個人、団体で多数のメダリストがいるため選出は困難を極めそうだが、あえて予想すると男子体操の内村航平、女子サッカーの澤穂希、女子柔道の松本薫、女子レスリングの伊調馨、女子重量挙げの三宅宏実くらいだろうか。野球界にも、テキサスレンジャーズで活躍したダルビッシュ有、連続試合フルイニング出場数の世界記録を持つ金本知憲がいるものの、さすがにオリンピックメダリストには弾かれそうだ。
誰が選ばれても納得できそうな顔ぶれだが、それだけに選考が難しいはず。果たしてどんな10人が並ぶだろうか。
