日本時間9日、MLBのア・リーグ地区シリーズ第2戦=ヤンキース×オリオールズの一戦は、2-3でオリオールズが勝利を挙げ、ディビジョンシリーズ対戦成績を1勝1敗の五分とした。

前日の地区シリーズ緒戦と同様、2番・レフトで出場したイチローは、5打数1安打。2戦を終えた打率を3割としている。

特にこの日は、イチローに神がかり的なプレーが飛び出した。初回にファーストのエラーで出塁したイチローは、カノが放ったライト線ツーベースで一気にホームへの突入を試みる。

タイミング的にはアウトのプレーだったが、イチローはオリオールズ捕手・ウィータースのタッチをヒョイとかわしたばかりか、勢い余ってホームベースを超えてしまったところで、再び手を伸ばしたウィータースのタッチを、今度は身を翻して華麗によけ、ホームベースに触れたのだ。
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試合こそ敗れてしまったが、驚くべきプレーでヤ軍に先制点をもたらしたイチロー。このプレーがネット掲示板で紹介されると、「凄いものを見た」「か、かわした・・・!?」「よく見たらフェイント入れてるな」「鬼ごっこかw」「NINJA!」といった驚きと賞賛のコメントが相次ぎ寄せられた。

ヤ軍移籍後、活き活きと楽しそうに、それでいて、しっかりと結果を残し続けているイチロー。注目のディビジョンシリーズ第3戦は、11日(木/日本時間)に予定されている。

イチロー/拡大写真 - (2回のタッチを交わし、先制点を奪ったイチロー)
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