――エリザベスは古代遺跡から発見したサインを手掛かりに、見果てぬ宇宙へと旅立ちますが、剛力さんは世界の七不思議や宇宙に対して興味はありますか?

剛力:元々、世界遺産にはすごく興味がありましたし、宇宙人はいて欲しいなと思っています。どちらかと言えば、世界の七不思議よりは、宇宙の方が行ってみたいです。本当に星とかがすごく好きで、先日もペルセウス座流星群を観たいと思って頑張って探したんですけど、あまり観られなかったんです…。

――本作の舞台は2093年ですが、今から81年後の未来はどんな世界になっていると想像しますか?

剛力:あそこまで技術が発達すると、海外も関係無く、どこにでも簡単に行けるような未来になっている気がしますね。車が空を飛んでいて欲しいなぁ、という妄想はあります(笑)。でも実際は、意外とそんなにすごくは変わってないのかも?とも思います。81年後は101歳ですけど、生きていたいですね。でも、毎日が楽しくて、幸せであればいいです。私の大好きな人とか、大切な人とか、お世話になった人とか、周りの人達みんなが笑ってくれていればいいなと思いますね。

――世の中がこうなればいいなと願うことはありますか?

剛力:私はポイ捨てがすごく嫌いなので、中には「みんながしているから、いい」みたいに思っている方もいると思うんですけど、ポイ捨ての習慣がなくなればいいなと思いますね。

――今後、声優として挑戦したい役はありますか?

剛力:本当に今回改めて、お芝居をゼロから始めたというぐらいの感覚でした。最初は何をやればいいかも分からなかったですし、色々なことを吸収させてもらったので、今回の経験を活かして、やる前には発声練習をしながら、同世代の女の子もやってみたいと思いますし、男の子も声優だからこそ出来るというのもありますし、楽しそうだなと思いますね。

「エリザベスは興味があるとちょっと声が幼くなるけど、私の声でやると本当に幼くなっちゃうから、その辺は気を付けて」と監督に言われて、色々と試行錯誤したんですけど、ノオミさんは年齢も相当離れてますし、大人の女性を演じて、ちょっと大人になった気分で楽しかったですね(笑)。大人になった自分を想像して、こういう格好良い女性になろうと思いました。でも多分、10年後もこのまま、ほとんど変わってないと思うんですよね。大人として当たり前のことが出来ていれば、騒いだり、楽しい時は楽しいと素直に言えるような大人になりたいなと。良い意味で、このままでいたいなと思います。今は毎日がすごく楽しいです!

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