浴衣姿を披露したトリンドル玲奈

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 1日、秋葉原のベルサール秋葉原で「AKIBAで探す『まんが王国とっとり』」オープニングセレモニーが行われ、「トットリンドル王女」に就任したトリンドル玲奈が、浴衣姿を披露した。

 水木しげる、谷口ジロー、青山剛昌ら数々の著名まんが家を輩出した鳥取県。11月に「第13回国際マンガサミット鳥取大会」が行われることを記念して、今年は「まんが王国とっとり建国イヤー」を宣言。それに合わせて、マンガやアニメに関する合計140ものイベントを県内各地で行うイベント「国際マンガ博」を開催。まさに今年の鳥取県はマンガ一色に染められることになる。

 七夕をイメージしたという薄い紫とピンクの浴衣姿で登場したトリンドルはこのたび、「まんが王国」のイメージキャラクター「トットリンドル王女」に就任。かつて「鳥取ふるさと大使」なのに「鳥取に行ったことがない」と告白し、会場を驚かせたことは記憶に新しいが、「私は鳥取の出身でもないし、鳥取にも行ったことがありませんが、ある広告の仕事(ソフトバンク)からつながって、王女になれました。でも名前がかわいらしくて、(王女就任は)うれしい」と笑顔でコメント。

 平山伸冶鳥取県知事も「鳥取には、緑の衣をまといし王女が現れしとき、漫画の王国を建国すべしという伝説があります。そうしたらトリンドルさんが緑の衣をまとってCMに出ていたので、びっくりしました。そこで(鳥取で有名な)因幡の白ウサギが出迎えに行き、王女に就任していただいたということです」とユーモアを交えて、トリンドルの王女就任を喜んだ。

 そんな「トットリンドル王女」は、本イベントオープン日となる8月4日に初の“お国入り”が決定。「これが初めて鳥取に行く機会。それまで(このイベントを)PRして、応援したいと思います」と改めて決意を語った。

 さらにこの日は、「第13回国際マンガサミット鳥取大会」実行委員のちばてつや、里中満智子も出席。ちばも「鳥取県は、県をあげてみんながマンガのためにお祭りをやろうとして、とても楽しいところでした。とても楽しみです」と期待を寄せていた。(取材・文:壬生智裕)

「国際マンガ博」は8月4日から11月25日まで鳥取県各地で開催予定