「サッカーのためにイタリア代表がEUROへ行かない方が良いと言うなら、問題ないだろう。私にとっては問題ではない。私がもっと重要だと考えることはほかにある。私は向き合うことが好きであり、結果を考えもせずに立場を取ることは好きではない」

八百長スキャンダルにおいて当局が代表の一部選手を批判していることについて、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が1日、『RaiSport』のインタビューでこのように語った。

「私はサッカーのことだけを話したい。だが、今起きていることにより、そうではなくならざるを得なくなっている。選手たちに関しては、我々はずっと関与した者がEUROに向かわないと言い続けている。その上で、十字架をかけたいというなら、そうすれば良い」

「(ジャンルイジ・)ブッフォンがどう感じているか? それは彼に聞くべきだ。彼はとても強い男で、素晴らしいパーソナリティーを持っている。好ましくないときでもそれを隠すことができる。だがそれでも、彼のような人間であっても、今回のように難しい時期が重荷になることはあり得る。最強の人間だって敏感になり得るんだ」

プランデッリ監督は八百長捜査への関連を報じられたDFレオナルド・ボヌッチについても触れ、「反証がなされるまで、ユヴェントスの選手たちは捜査通知を受け取っていない」とコメント。そして次のように続けている。

「かん口令? いや、私がそれを正しいことだと思ったことはない。誠実に働いている人たちに対して敬意を欠く。繰り返しておこう。我々が大会に向かうべきでないと決められるなら、問題はない。毎日1、2時間、我々はピッチに向かい、緊張を和らげることができる。あとは、ピッチで我々がやることで判断されるだろう」