16日にチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の組み合わせが決定した。元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏は、ミランとバルセロナの対戦について、「より優れたチームが勝つ」ことを願っていると語った。

元インテルのマルコ・マテラッツィ氏は、古巣がいなくなったことで、「がんばれ、ジョゼ。オレたちはみんな、あなたと一緒だ！」と、レアル・マドリーを率いるモウリーニョ監督にエールを送った。そのレアルでは、MFカカーが組み合わせの写真とともに「これが歩みだ」とつぶやいている。

ジェノアGKセバスティアン・フレイは「ここからCLはスペクタクルだ！」と述べ、マンチェスター・ユナイテッドFWマイケル・オーウェンは「今日の組み合わせで、サプライズはなくなったと思う。マドリー、バルサ、バイエルン、チェルシーが勝ち進むだろう」と予想した。

元ミランで現在ベンフィカの幹部であるマヌエル・ルイ・コスタ氏は、ナポリを相手に大逆転劇を演じたチェルシーとの対戦にも自信を抱いているようだ。また、古巣ミランにも言及している。

「それほど驚いていないよ。我々は良い仕事をしてきた。しっかり準備し、難しいラウンドを勝ち抜いてきたんだ。もっと厳しい組み合わせもあり得た？　ベスト８ともなれば、なかなか選ぶ相手などいないよ。レアルとバルセロナが抜け出すと言われているけど、無敵のチームなど存在しない」

「（ロベルト・）ディ・マッテオが就任してから、チェルシーは全勝だ。ポジティブなショックが与えられたんだね。非常に素晴らしいチームだ。ミランがバルセロナと対戦？　バルサは最強と思われているけど、ミランはすでにうまくやってきたじゃないか。準決勝でウチと当たるかもしれないよね」

一方、ファイナルの地ミュンヘンを本拠とするバイエルンは、マルセイユと対戦することとなり、カール＝ハインツ・ルンメニゲ氏は「かなり満足だ。ファーストレグをアウェーで戦うという、ちょっとしたアドバンテージもある」と満足の様子。だが、「マルセイユはグループリーグでドルトムントを２度倒している。これだけでも十分に警告となるだろう」と、喜んでばかりではないとも強調した。