ミランにとっては最悪の抽選となった。16日にチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、ミランはバルセロナと対戦することとなった。ミランは28日に本拠地サン・シーロでファーストレグを、４月３日にカンプ・ノウでセカンドレグを戦う。

レアル・マドリーは幸運にもAPOELと対戦。決勝の地ミュンヘンを本拠とするバイエルンは、インテルを下したマルセイユと戦う。もう一つのカードは、ベンフィカ対チェルシーだ。なお、準決勝の組み合わせも決まっており、ミラン対バルセロナの勝者はベンフィカかチェルシーと対戦する。

バルセロナとレアルによるスペイン勢同士の決勝となる可能性もあるが、それはヨーロッパリーグでも同じだ。ベスト８のうち３チームが残っているスペイン勢だが、準々決勝ではダービーが実現しなかった。

アスレチック・ビルバオはシャルケと対戦。バレンシアは最後のイタリア勢だったウディネーゼを下したAZと戦う。この勝者が、アトレティコ・マドリーとハノーファーの勝者と準々決勝でぶつかる。ベスト８のもう一つのカードは、マンチェスター・シティを下したスポルティングと、東欧最後のチームであるウクライナのメタリストだ。

準々決勝はファーストレグが29日、セカンドレグが５日に行われ、準決勝は４月19日と26日に行われる。