中国江蘇省徐州市で12日夕、小学校のスクールバスが沼に転落する事故があり、これまでに小学生15人が死亡した。中国各メディアが伝えた。

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 中国江蘇省徐州市で12日夕、小学校のスクールバスが沼に転落する事故があり、これまでに小学生15人が死亡した。中国各メディアが伝えた。

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 中国江蘇省徐州市豊県で12日夕、小学生29人を乗せたスクールバスが横転し、道路わきの沼に転落する事故があった。23人が病院に運ばれ、これまでに15人が死亡した。

 報道によると、スクールバスは52人乗りで、下校する47人を乗せて学校を出た。事故のあった午後5時50分の時点では29人が乗っており、前方から来る人力三輪車を避けようとして横転、道路わきの沼に転落したという。

 事故を受けて徐州市政府は同日晩、全市の通学車両全てについて再度の安全点検を命じる緊急通達を出した。

 中国では11月に甘粛省で定員オーバーの幼稚園の通園バスがトラックと衝突し、園児20人が死亡する事故が起きたばかり。温家宝首相が「スクールバス安全条例」の制定を指示するなど、スクールバスの安全性が社会問題化している。(編集担当:阪本佳代)